1月11日は、各施設での測定の本格的な始動を思わせる多彩 な内容でした。岩手県では原乳3検体から1.2~2.8Bq/kgの 検出がありましたが、牛肉162検体はいずれも限界値25Bq/kg 以下の不検出でした。栃木県では野生イノシシ肉13検体全て から、基準値超過(最大360Bq/kg)または7~98Bq/kgの検出、 同県のイチゴ5検体は、すべて4.1~4.6Bq/kg以下の不検出と の報告です。また、静岡県はシラスとカサゴを非常に細かいとこ ろまで検査し、それぞれ0.066および0.16Bq/kgと、ごく微量を 検出しています。 なお、10日の日報で昨年17日に検査された米の基準値超過を 報告した宮城県は、それに続く検査が行われていないのか、山形 県が検査した流通宮城米1検体(14Bq/kg以下)の他には、米に 関する報告はありませんでした。また、11日の報告に上がってい る同県の大豆