円安やビザの要件緩和で外国人の団体客が急増し、大阪市内では観光バスの駐車場やホテルが足りなくなっている。バスによる渋滞には、市民から苦情も噴出。外国人観光客は今後、さらに増えると見られ、大阪市が対策に乗り出した。 7月下旬の平日の夜。大阪・ミナミの繁華街に観光バスが殺到していた。 大阪市などが管理する日本橋観光バス乗降場は南北に走る堺筋の路上にあり、スペースは西側1車線の2台分だけ。すでに2台分は埋まり、後ろにもう2台。隣の車線には4台が並び、さらに3車線目に1台と、計9台が道をふさいでいた。
関西電力大飯原子力発電所3・4号機が再稼働に向けて大きく動き出した。橋下徹・大阪市長をはじめ周辺府県の知事らは強硬な反対から一転した。裏にあったのは関西経済界の強い“突き上げ”。知事らの抵抗も限界にきた。 「計画停電になれば大変な影響が出るところだった。安全性の確認はもちろん大事だが、(関西電力)大飯原子力発電所3・4号機が動けば、(電力不足による経済停滞という)最悪の事態は回避できそうだ」 京都府の経済4団体の1つ、京都経営者協会会長の武田一平・ニチコン会長は、政府が大飯原発3・4号機の再稼働に大きく動き出した6月初め、こう言って胸をなで下ろした。 原発を巡っては、今年5月5日、全国54基の原発がすべて停止して以後、夏の電力不足の懸念が日に日に強くなっていた。特に関西電力管内は大飯原発3・4号機が運転できなければ、節電効果を見込んでも14.9%の電力不足になり、計画停電すら取り沙汰されて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く