森田健作千葉県知事は2月28日告示、3月17日投開票の次期県知事選に出馬、再選を目指す。「森田氏は無所属ながら自民党県連が支援を表明しており、今のところ共産党が推薦する新人の三輪定宣氏(千葉大学名誉教授)との一騎打ちになるが、三輪氏は75歳と高齢ということもあり、ほぼ再選は確実」(千葉県庁関係者)とみられている。 だが、森田知事1期目のめぼしい実績は「東京湾アクアラインの通行料金引き下げと、アクアラインでのマラソン大会くらい」(同)と冷めた見方があることも事実。周囲の関心は早くも2期目の実績づくりに移っているようだ。 その森田知事が是が非でも実現したと動いているのが、千葉県へのカジノ施設「統合リゾート(IR)」誘致である。だが、構想が実現するためには国への働き掛けのほか、「県内で複数の候補地が手を挙げており、調整は容易なことではない」(千葉県財界人)とみられている。 森田知事が描くIR構想
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