コーヒーチェーン大手の米スターバックスは16日、従業員の大学の学費を肩代わりする計画を今秋から実施すると発表した。オンライン講座を展開するアリゾナ州立大学との提携で実現させる予定。米メディアによると、最大で約13万5千人が対象になる見通しで、企業として過去にない規模の取り組みになるという。 米国では大学の学費が高騰しており、卒業までに多額の借金を背負ったり、中退を余儀なくされたりする学生が多い。計画の発表に合わせてニューヨークでのイベントに参加した同社最高経営責任者(CEO)のハワード・シュルツ氏は「すべての人が希望と期待を得られるようにしたい」と導入の理由を語った。 スターバックスによると、直営店で週に20時間以上働き、大学入学の基準を満たす従業員が対象。既に大学の単位を取得し、3~4年生としてアリゾナ州立大学に編入できる場合は学費の全額を会社側が負担し、1~2年生として入る場合も奨学金
昔は「学生街の喫茶店」が通り相場だったが、いまやキャンパス内には大手コーヒーチェーンの店舗が続々と進出している。少子化で18歳人口の減少傾向が続くなか「おしゃれなカフェ」で受験生を引き寄せたい大学側と、市街地での出店が飽和状態に迫って新市場を求める企業側の思惑とが合致した格好だ。■一般市民も利用 京都市伏見区の龍谷大深草キャンパス。「受験生もきっと関心を示してくれるだろう」。工事中の校舎を横目に職員が話した。図書館が入るこの建物では来年4月、コーヒーチェーン「スターバックス」の店舗がオープンする。 同チェーンの大学構内(付属病院内を除く)での出店は東京大、筑波大、名古屋大の国立3大学に次いで4店目。私立大、西日本ではともに初だ。 龍谷大では施設について学生や教職員約500人にアンケートし、カフェ設置の要望が多く寄せられた。約8割に選ばれたスターバックスと交渉を重ねてきた。建物の入り口付近に
【兼田徳幸】スターバックスが今月初め、カップに入れて店頭で販売する一部のコーヒーの量を1割減らした。これまではなみなみと注いでいたが、やけど防止などのため減らしたと同社は説明する。が、告知が不十分だったせいかネット上では「コスト削減の一環では」といった臆測も流れた。 量を減らしたのは熱湯を使うドリップコーヒー、ティー、アメリカーノの3種類。同社広報部によると、持ち運ぶ際にこぼれてやけどをした、ミルクが足せないといった客の声に配慮して今月5日から全国一斉に改めた。今月下旬に一部メディアが報じるまで、店頭の掲示では利用客に知らせていなかったという。 ネット上で話題になっていることを受け、消費者庁の阿南久長官は25日の記者会見で「分かりやすい情報提供が必要だったのではないか」と苦言を呈した。 同社は「ドリップコーヒーは1時間に1回廃棄するなどしており、今回コスト削減効果はない。お客様に良か
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