キャリア、転職、人材育成のヒントを提供してきた「リスキリング」チャンネルは新生「NIKKEIリスキリング」としてスタート。 ビジネスパーソンのためのファッション情報を集めた「Men’s Fashion」チャンネルは「THE NIKKEI MAGAZINE」デジタル版に進化しました。 その他のチャンネルはお休みし、公開コンテンツのほとんどは「日経電子版」ならびに課題解決型サイト「日経BizGate」で引き続きご覧いただけます。
ノルウェーで受け継がれてきた捕鯨の伝統が失われようとしている。その背景にあるものとは? 文=ロフ・スミス/写真=マーカス・ブリーズデール 日本と並ぶ捕鯨大国・ノルウェー。しかしこの国の捕鯨は斜陽産業だ。クジラが減ったからではない。ましてや捕鯨をめぐる複雑な政治背景のせいでもない。クジラ捕りになりたがる若者がいないのだ。ノルウェー北部の北極圏に位置するロフォーテン諸島で、捕鯨と人々の暮らしを取材した――。 「僕は現代のバイキングなんです」 厳しい寒さが肌を刺す冬の夕べ、港に帰る船の上で22歳のオッド・ヘルゲ・イサクセンはそう言って笑った。彼は、iPodでハードロックを聴きながら片手で舵をとり、空いた手で携帯電話を操作して、フェイスブックに近況を投稿する。 彼の暮らすロスト島で漁師を志願した若者は、この10年間でイサクセンを含めて二人しかいない。遠くの都会や沖合の油田に行けば、もっと安全で、安
Q:温暖化が急速に進む北米東海岸のメーン湾。ロブスターに生じる可能性がある影響は? 外骨格が強化される幼生がより速く成長する外骨格が溶ける 文=トム・ミューラー 写真=リチャード・バーンズ クジラの祖先はどんな姿で、どのような環境に生きていたのか。砂漠に埋もれた数千万年前の化石が、その謎を解く鍵を握っている。 3700万年ほど前のことだ。2つの超大陸に挟まれたテチス海で、1頭の巨大な生物が息絶えた。体長はおよそ15メートルに達し、大きなあごと鋭い歯をもつ生物の死体は海底に沈み、何万年もの時をかけて堆積物(たいせきぶつ)に埋もれていった。 海はやがて後退して砂漠になり、吹き荒れる風によって砂岩や頁岩(けつがん)の層が少しずつ削られる。世界もゆっくりと変わっていく。インド亜大陸とアジア大陸が衝突してヒマラヤ山脈ができた。アフリカ大陸では人類の祖先が二足歩行を始めた。やがて、エジプトに壮大なピラ
調査捕鯨を担う財団法人・日本鯨類研究所(東京都中央区)と共同船舶(同)は18日、米国の裁判所が反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)による調査捕鯨への妨害行為の差し止めを認める仮処分を決定したと発表した。 日本鯨類研究所と共同船舶は昨年12月、妨害の差し止めを求める仮処分申請のほか、ワシントン州連邦地裁に訴訟を起こした。今年3月に申請が退けられたため、第9巡回控訴裁判所に上訴。SSが先月に「日本の調査船を攻撃する」と明言したことを受け、迅速な決定を求めていた。訴訟は地裁で続いている。 SSの妨害行為は2005年から本格化し、10年度の調査捕鯨は中断した。海上保安庁は10年、SS元メンバーによる調査捕鯨船侵入事件を指示したとして、傷害などの疑いでSSの代表の逮捕状を取った。
政府が国策として進める調査捕鯨で捕獲したクジラの鯨肉が、個人向けの通信販売や居酒屋など外食産業のメニューとして、2013 年にも登場する見通しになった。学校給食のメニューとしても、本格的に復活する見通しだ。水産庁所管の財団法人で、調査捕鯨の実施主体「日本鯨類研究所」(鯨研)が、赤字が続く調査捕鯨の収支改善策として、新たに個人や外食産業のほか、学校給食向けに鯨肉の直接販売を始める方針を表明したからだ。 調査捕鯨の赤字解消めざす 調査捕鯨の鯨肉は現在、年間の消費量に匹敵する約4000トンの在庫を抱え、鯨研は累積赤字の解消を求められている。国内の鯨肉は調査捕鯨のほか、日本沿岸で小規模に捕獲される「小型沿岸捕鯨」と呼ばれる商業捕鯨の鯨肉が一部地域で流通しているが、居酒屋や学校給食のメニューとしては一般的ではない。水産庁と鯨研は、鯨肉を個人や居酒屋、学校給食に売り込むことで在庫を減らし、安定財源を得
砂浜に打ち上げられたマッコウクジラの赤ちゃん=茨城県神栖市 茨城県神栖市矢田部の海岸にクジラが打ち上げられているのが見つかった。9日朝に駆けつけた国立科学博物館脊椎(せきつい)動物研究グループ長の山田格さんによると、生後間もないマッコウクジラの赤ちゃんで、体長は約4メートルという。 衰弱が激しく、時折、荒く呼吸するが、体はほとんど動かない。山田さんは「へそがまだ閉じていないことから生後数日だろう。恐らく母親が近くにいるのではないか」と話している。 日本鯨類研究所(東京)によると、マッコウクジラは日本近海に広く分布し、沖合でイカ類などを食べ、オスは最大18メートル以上になる。おそらく沿岸近くで生まれた後、何らかの原因で流されてきたとみられる。
The beaching of 46 pilot whales on a small island in south-eastern Indonesia – during which all but three died – has turned into an unexpected mealtime bonanza for locals, who have taken the meat for food, a common practice for the region's whale hunters. Many of the whales were already dead when they were discovered by locals on Sabu island's Raijua beach in East Nusa Tenggara province on Monday.
調査捕鯨で中心的役割を果たす母船「日新丸」=2009年4月、山口県下関市 年末から翌春にかけて毎年行われている南極海での調査捕鯨について、水産庁が今季の見送りを検討していることがわかった。調査母船「日新丸」(約8千トン)の大規模改修のため。見送りが決まれば、調査捕鯨が1987年度から始まって初めて。ただ野党を中心に、反捕鯨団体や反捕鯨国に日本が弱腰になっていると誤解されると反対論もあり、調整が続いている。 改修について水産庁は、8月ごろから本格的に検討を始めたという。日新丸は進水から25年たち、老朽化が進む。改修は、最短でも数カ月かかる。調査船団は、毎年11月下旬〜12月中旬に出港するので、すぐ改修を始めても、通常の出港に間に合わせるのは厳しい状況だ。 調査捕鯨は、南極海(捕獲枠1035頭)と北西太平洋(同380頭)で実施しているが、南極海では反捕鯨団体が妨害するため、国際的に注目さ
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