つづきです。 ●広告を使って売上を上げる【30歳はじめての就職のあと(7)】 さて。ヒットを連続して飛ばして、コイツはやりそうだ、というところまで持ってきたのだけど、営業はそんなカンタンには解決しなかった。 やっぱり今も思うけど、営業は出来るようになるのは難しい。いや、ソコソコの営業は、まあまあがんばっていれば出来るようになる。 でも、商談の場を支配できるような営業になるのはかなり限られる。営業力が本当の意味で一線を越えると、その人が入ることでその場の雰囲気が変わって、商談の方向を自在に動かせるようになる。これはホント。僕も出来るようになってその感じが凄く分かる。 この会社に勤めている時代でそれが出来る人は何人かいた。どうしたら、そういう風に出来るんだろうと常に意識しながら仕事をしていた。今でも出来る営業とは何かについての説明は難しいんだけど、とにかく自信があるということかなと思う。 どう
つづきです。 ●ヒットは連続させて注目を定評にする。そのための仕込み【30歳はじめての就職のあと(6)】 前回、8年の遅れを挽回する基本的な考え方として、 人気のない仕事 + 自分の特技 = 周りの期待を大きく上回る成果 → こいつはやるかもしれない。チャンスを与えてみよう → さらにチャンスが降ってくる というのを書いた。 とにもかくにも、与えられる仕事をまじめにやっているだけではダメだ。いや、ダメじゃないけど、8年の遅れを挽回するのにはならないのが現実だと思う。そのためのテクニックとか考え方を書くことで僕と似たような誰かの役に立ついていくつもりで書いている。 さて。そうしてヒットを飛ばし、ニュースを作る。まずは注目されるようになるというのはとても大事。そして、次に必要なのは、次のヒットを飛ばすこと。 なぜかというと、連続してヒットを飛ばすと、注目が定評に変わる。まぐれではないと思われる
シリーズ化してだらだら書いています。 ●日本一になれる?【30歳はじめての就職のあと(8)】 前回、こう書いた。 当時の僕は2年くらいで、そのメーカーの製品に関して日本で一番詳しくなっていた。 なんか自慢みたいなので(自慢だけど)、補足しておくと、こういうカラクリがある。 当時、そのアメリカの測定器メーカーの輸入代理店は2社しかなかった。僕がいた会社と、もう1社。 僕が入社する1年くらい前に、僕のいた会社はその会社の代理店になった。総代理店制ではなかった。 (総代理店とは、日本国内の販売権を一手に持っているということ。国内ではそこ以外からは正規には買えない。もちろん並行輸入はありえる。) というわけで競争相手が1社しかいないし、そちらも担当営業は1人くらい。つまり、向こうに勝てば僕が日本一という理屈だった。非常に狭い世界の競争だったのだ。 僕は思うんだけど、こういう小さなイチバンを意識して
以前、ある優秀なバイヤーさんと話をした時に 「私は交渉はしない」という方がいらっしゃいました。 その時は「そういう人もいるんだな」程度で あまり深く考えていなかったのですが、考えてみると凄いことです。 坂口さん的に言いますと 「“利益”と“仕入れ”の仁義なき経済学」であり、 営業は一円でも高く売ることを考え、 バイヤーは一円でも安く買うことを考えています。 そういう中で「交渉しない」とともすれば 「高く買う」ことにつながるでしょう。 それでは「交渉しない」で「安く買う(というか高く買わない)」ことは どうしたら実現できるでしょうか? 先週末に購買ネットワーク会の幹事の方が主催する 「材料費高騰とたたかうバイヤーの集い」なる会に参加してきました。 現場バイヤーの方々が昨今の材料高騰に如何に対応しているか、 という興味深い議論で色々な点で参考になりました。 この会の模様については別途また書きた
トップセールスの行動特性 知人のAさんは生命保険の会社で営業職として7年ほど働いた後、5年ほど前に独立して、個人で代理店を営んでいます。独立以前から、トップセールスの証であるMDRTの入会資格を継続して保持されているほどの優秀なセールスパーソンです。そのAさんから面白いエピソードを聞きました。 ある年の8月、Aさんは知人の紹介で、ある企業に大きな契約の提案をする機会を得ました。既に大手企業を含む数社が提案済みで、Aさんは出遅れ状態だったそうです。社長は「忙しくなってしまったから、4月に検討するよ」といってAさんの提案を預かりました。 そして4月。「あの件、どうなりましたか?」と社長に連絡してみたAさんは、他の企業が全て脱落していたことを知ります。多くの企業は、その後も毎月のように「社長、その後いかがですか?」訪問してきました。社長が「次の4月に検討する」と言ったのにもかかわらず、です。しか
『営業ですぐ結果を出す人の話し方 50分の商談で即決!』という本を読みました。その名の通り、営業のかた向けに、すぐ結果を出すための方法が具体的に書かれています。とは言え、僕自身は、おそらくこの本の読者ターゲットからはかなり外れており、この本を読むことによって得られるメリットはあまりありません。 でも、少し視点を変えると、この本で語られている方法や根底にある考え方というのは非常に示唆に富むものであることに気づきます。 「結果を出す」という共通点を自分の文脈に流し込む 「少し視点を変える」と書きましたが、どのように変えるのか? まず、「結果を出す」というフレーズに注目します。 本書において「結果を出す」とは、端的に言えば「営業がお客様とコミュニケーションを行って受注を獲得する」ということになります。これを僕の文脈に当てはめれば、それぞれを次のように置き換えます。 「営業」 =僕自身 「お客様」
特集 9割は、準備不足で大損! 「定年」の新常識 インフレで年金が目減りする時代がやってくる 2024年最新版! 解明「金持ち定年」への4つの分岐点 コラム◎ 高い役職の人ほど発想を変えよう! 定年女性の「理想の職探し」 目次詳細へ プレジデントストアへ 予約購読 2024年1月15日(月) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第30回 環境フォト・コンテスト2024」入賞作品を発表! 2023年1月13日(金) プレジデント / 環境フォト・コンテスト「第29回 環境フォト・コンテスト2023」入賞作品を発表! 2022年1月14日(金) 環境フォト・コンテスト / プレジデント「第28回 環境フォト・コンテスト2022」入賞作品を発表! 2021年2月8日(月) プレジデント読者のみなさまへお知らせ 2021年2月8日 2021年1月8日(金) 環境フォト・コンテスト / プレジ
アマゾン元バイヤー、土井英司による厳選ビジネス書評メルマガ。ベストセラー分析と本当に読むべき珠玉の一冊を提供しています。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478540780 本日の一冊は、先日、予約段階にもかかわらず、アマゾンで1位を 獲得した、話題の書。 20億円企業を作り上げた営業の達人、吉野真由美さんが、ついにそ の幻のトークを公開した、注目の一冊です。 自らがトップセールスとなるばかりでなく、営業チームを育てるこ とにも成功した著者ですが、本来の強みは、ズバリ「電話セールス」。 著者は、かつて電話だけで高額商品を大量に売りさばき、何と1億 5千万円もの売上を達成したことがあるのだそうです。 本書は、その電話セールスの極意を、惜しげもなく盛り込んだ、贅 沢な一冊。 『影響力の武器』で心理原則は学んだけれど、実際の会話でどう活 かせば
世界がフラット化し、物や情報が素早く流通するようになるにつれ、「創造性」の価値が高まってきた。 そして「創造」は個人の仕事であることから、「個人」に対する注目がかつてなく高まっている。 これが、「自分ブランド」が重要と言われるようになった背景でしょう。 しかし、「自分ブランド」という言葉にギラついたものを感じる方もいるのではないでしょうか。「自分を売り込むのが苦手だ」とおっしゃる方は少なくありません。 わたしも「売り込み」は苦手です。しかし独立した以上そうも言っていられません。いろいろ試したり勉強したりしていくなかで、セールスが極めて人間的な営みであり、「売り込み」的なイメージがかなり一面的であったことを知りました。 先日読んだ『すごい考え方』に、「本物のセールス」という、共感できるセールスのステップがあったので紹介します。 引用: もう一つ注意点がある。それは自分のこと、自分が話したい内
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