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ブックマーク / davidtakeuchi.typepad.com (23)

  • Dave's Blog: Odeoの失敗がTwitterにどう生きているか

    Googleが買収したBlogger.comのFounderであるEv Williamsが始めたPodcast共有・配信サイトのOdeo。Evが事実上失敗を認めて昨年10月にCRV等の投資家からEvが株を買い戻して再Startしたが、どうも引き続き芳しくない。一方で、Evが次に始めたCommunity ServiceのTwitterは急速にメジャーになりつつある。Odeoの失敗がTwitterの成功にどう生きているか、Ev自身の見解がさらっと載っているBlogご参照(How Ev Williams leverages lessons from Odeo at Twitter)。書き手(聞き手?)はGigaOM Staff WriterのLiz Gannes。以下ポイント&抄訳。 「色々と機能を作りこみ過ぎた」 Odeoでは色々と機能を作りこんだのに対して、Twitterはシンプルに徹した。

    Dave's Blog: Odeoの失敗がTwitterにどう生きているか
  • Web2.0の次

    今日は社内外で6個のMeeting。ほとんど自室にいる時間が無かった。Dinnerアポの後Officeに戻る。Desk Workは勢い夜間になる。 さて、Crosslink CapitalのGPであるPeter RipのBlog「EarlyStageVC」。彼はLeapfrog時代にNILSでVirtual誘致したRiyaや最近気になるRader Networks等、当方として結構気になるStartupへの投資を積み重ねているVC。ちょっと前にCrosslinkに移籍した。 彼のBlogの最近のエントリで目を引いたのが、「Web 2.0 - Over and Out」。VC間では所謂User Generated Media関連Startupの一巡感というか満腹感というか、一言で言えば「去年やりすぎたなー」という雰囲気が蔓延しているが、Peter RipのBlogではWeb2.0系の代表的(

    Web2.0の次
  • Dave's Blog: ベンチャー企業を始める正しいタイミングとは

    ここ数日特に忙しく、平日はまともな昼をとれずにいる。一昨日は仕事をしながらDeliのサンドイッチをほおばり、昨日は某VCが用意してくれたサンドイッチをアポの合間にべ、今日はCupertinoの吉野家で牛丼(大盛)を10分でやっつける羽目に。うまいものをべるのは、生活の基。来週は、注意して昼もしっかりうまいものをべて行きたいと思う。 さて、最近FeedBurnerのFounder & CEOであるDick Costolo(写真左記)のBlogが面白い(Ask the Wizard)。起業家の視点に立って、ベンチャー企業Founderとして考えるべきことやVCを含む投資家との付き合い方が色々書いてある。 3月14日付のエントリ「Too Many Companies??」で、Dickは起業家から頻繁に寄せられる "I'd like to start this new company t

    Dave's Blog: ベンチャー企業を始める正しいタイミングとは
  • User Generated Contents事業の国際展開

  • Enterprise2.0の方向性

    Sandhill.comに、3月4日付で「The Next Wave of Enterprise 2.0」というタイトルの記事が。SocialTextのRoss MayfieldのInterview記事である。Rossとは今日彼のOfficeで会う機会があったが、半ズボンにTシャツと超カジュアル。Casual Fridayとか言っていたが、君はCasual everydayでしょ?と切り返す。 さてInterview記事。詳細は文を御覧頂きたいが、Interview章立てに従ってItemを抽出すると以下のような感じ。 次世代の主なEnterprise2.0アプリケーションは、営利企業の開発努力からではなくインターネットで草の根的に出てくるか、Open Source Projectから出て来る。 予め決められた製品の組み合わせやSuite製品を超えて、ユーザのツール選択肢や組み合わせ候補は

  • Appleの携帯電話機事業参入で思ったVC組織のIdentityとは

  • CES開幕 @Las Vegas

  • ソーシャルネットワーキングサービス:Piczoについて

    今夕、PiczoのCEO含む経営陣とSan Franciscoで2時間ほど議論する機会があり、成り行き上、Blogで同社を紹介する旨約束してしまったので約束通り書いてみたい。(と言っても、彼らは日語が読めないが・・・・。) Piczoは2004年設立。「フリーフォーマットのコンテンツ(Webページ)」が作成出来る機能が売りのSocial Networking Serviceである。PageView等の詳細は、2ヶ月ほど前のTechCrunchに説明があるので参照されたい。(Unique Visitor:月間1000万人、PageView:月間25億。ComScoreのデータによると、2006/08時で米国内SNS PageViewランキング第五位。) 利用者のDemographicが面白く、4分の3の利用者は13~16歳に集中する。20年も歳が離れた連中の趣味嗜好は正直わからないが、試

    ソーシャルネットワーキングサービス:Piczoについて
  • INTELがEnterprise2.0系のSuite Programを発表

    もう2日前のネタになってしまったが、IntelがEnterprise2.0系のTools SuiteのInitiativeを発表。(Suite Two。こちらがサイト。)Six Apart、SocialText、NewsGator、SimpleFeed各社のツールを組み合わせて1つのSuite製品にして、Open Source Software系ツールのIntegrationや組み合わせ稼動保証系のビジネスをやっているSpike SourceがIntegrateする。販売Partnerとして現在決まっているのは、DellTech Data、NEC、Ingram Micro。 各ツールをIntegrateした画面イメージが、SpikeSourceのページに載っている。(こちら) これ、当方はInitiativeに参加している某StartupのCEOからちょっと前に聞いていたが、「絶対にB

  • Dave's Blog: ベンチャーが失敗する18の理由

    出張中。昼間は分刻みのアポ、夜は宴席、深夜に仕事。定番の燕グリルハンバーグを日Lunchで無事完。至福のひととき。 さて、お馴染みPaul GrahamのWebから。ベンチャーが失敗する18の要因が列挙してある。(The 18 mistakes that kill startups) さながらチェックリストのよう。このBlogをご覧になっている経営者の方やVCの方は、自社や投資検討先及びPortfolio各社を頭に浮かべて1つ1つ検討されてみたら面白いのではないか。 1. Single Founder(創業者が1人しかいない) 2. Bad Location(会社の所在地が悪い) 3. Marginal Niche(狙ってる市場が小さすぎる) 4. Derivative Idea(アイディアが凡庸・コピー) 5. Obstinacy(頑固・強情) 6. Hiring Bad Pro

  • Dave's Blog: 検索技術の今後

    に無事到着。都内のホテルにチェックイン。 日に向かうJL001の機中で、検索の今後についてなんとなく考える。最近、3~4週間くらい前だろうか、Bay AreaではPowersetというStartupが話題になった。自然言語での検索実現を目指しているStartupである。 CEOBlogに書いてあるコンセプトは、相応に納得感がある。興味のある方はご参照を。キーワード検索の不自然さや不完全さを指摘。現在のキーワード検索を「フランス語が話せないアメリカ人がパリで生活する不便さ」にたとえているくだりが面白い。 彼らがやろうとしていることは、要は検索要求のContextをどう汲み取るかという事。単純なキーワードの羅列では失われてしまう情報要求の背後にあるContextを、自然言語でQueryすることで検索処理系に伝えようという試みである。「Googleで検索は決まり」、という風潮に一石を投じ

    Dave's Blog: 検索技術の今後
  • 近況

  • YouTubeを観て思うこと

    昨日日曜日の夕方、外出先からの帰宅後、Palo Altoの自宅でPCにVGA-NTSCコンバータをつなぎ、ビデオOutputをリビングのテレビにつなぐ。YouTubeにアップされている日語のビデオコンテンツを、ソファにもたれながらリビングのテレビで観てみる。今更ながら、アメリカにいながら違和感無く日の種々雑多なビデオコンテンツの視聴が出来る事実に色々考えさせられる。 90年代半ば、ダイヤルアップでインターネット接続して、黎明期の音声ストリーミングコンテンツを聴き、雑音だらけ&何度も途中で接続が切断されながらも、音声でのインターネットコミュニケーションの可能性に想像力を膨らませていた昔の事を思い出す。「こういう要素技術が組み合わされば、**が実現出来る筈」みたいな議論が色々あった。その後、VoIPが普及した、音楽配信が実現した。 ひるがえって現在。リビングのテレビでインターネット経由のビ

  • Dave's Blog: Enterprise Web2.0の本質とは

    Enterprise Web2.0というテーマを考えるにあたって、Leapfrog Ventures Managing DirectorのPeter Ripのエントリ "The Coming Wave of Enterprise Web 2.0"の一読をお勧めする。 当は内容詳細と考察を紹介したかったのだが、時間の都合で難しい。一方でリンクのみを紹介するだけでは寂しいので、当方の備忘録を以下掲示する。当方個人の備忘録なので内容不明な点や論理的につながっていない点もあるかとは思うが、ご容赦願いたい。エッセンスを感じて頂ければ幸い。 ご興味のある方は、是非原文をあたられることをお勧めする。 ・インターネット普及開始時のKillerアプリは電子メール。背景に流れるBig DriverはCommunication。 ・Web2.0の背景に流れるDriverはCollaboration。 ・Col

  • インターネットサービス系ツールの企業向け適正価格とは

    の出張日程が全て終了。4営業日で19社とのミーティング、5回のDinner。時差ぼけ収まらない中、延べ50名余の方々と会った。 さすがにかなり疲れたが、得るものも多い。わざわざ面談時間を割いて下さった皆様には、改めて御礼申し上げる次第。 土曜の夕方に成田を発ち、同日の午前中にSan Francisco着。昼前に自宅に戻る。そこから24時間爆睡し、ようやく生命エネルギーが戻って来る。今日は月曜日。アメリカは今日も休日であるが仕事が溜まっており、大音量でシューベルトのピアノ曲をかけながら仕事に励む。 さて、最近考えていることを少し。 Enterprise用途にインターネットサービス分野の各種ツールやフレームワークを適用する、という動きが世の中で始まっている。実際にそれをDriveするVentureも当地でちらほら現れてはいる。しかし、彼らが提供するサービスの適正価格はなんだろう、とふと考え

  • NILS 2日目: Web2.0 for Enterprise

    NILS2日目では、Web2.0 for Enterpriseということで、企業内環境でのWeb2.0ツール活用可能性をテーマとしたセッションのモデレータを務めた。 登壇されたのは、SocialTextのRoss Mayfield、及びリアルコムの谷さん。SocialTextはWikiベースの企業内コラボツールを作っているStartup。Ross自身は当地でも有名なBloggerで、彼と話をしていると色々面白い。同社とは、当方かれこれ1年位の付き合いになろうか。Globis小林さんのご希望を踏まえ、昨年RossにNILSへの参加打診したところ、快諾を得て今般の参加となった。 事前に想定していた進行は、SocialTextのRossが25分のプレゼン、リアルコムの谷さん20分のプレゼン、15分のパネルの後に10分Q&Aという事前想定。実際は、種々事情で時間内に収まらず、Rossも全てを伝

  • CGM企業の競争優位とは

    当地では、相変わらずCGM(Consumer Generated Media)系のStartupが増えている。テキストのみならず、音声やVideoのShareをサポートするStartup群。代表例は日でも有名なYouTube。 彼らの競争優位とは何だろう、と考える。大規模なVideo Shareを実現するインフラは、それなりに構築・運用に高度なノウハウが必要とされるであろうことは理解出来るが、それ自体がStartupに継続的に優位な立場を与えるファクターであるとも思えない。Blog等のテキスト共有の仕掛けは、より一層参入は容易である。 そんなことを考えながら、BloglinesのFounderであるMark Fletcherが、Software Development ForumのStartupSIG講演した内容をmp3でぼーっと聞いていたのだが、講演後のQAの以下くだりで改めて「そうだ

  • 初心忘れるべからず / Four Seasons HotelがPalo AltoにOpen

    先週、Four Seasons HotelがPalo AltoにOpenした。(正確にはEast Palo Alto。Hwy101のPalo Alto Exitすぐそば。San Francisco空港からだと、20~30分くらいか。)Four Seasons好きとしては早速チェックせねばということで、家内と早速昨日土曜にランチに行ってみる。 ホテルはやや小ぶりなるも、内装や雰囲気はやはりFour Seasons。センス良く、落ち着いた雰囲気で好感が持てる。Openしてまだ3~4日ということで、調度品も何もかも新しく気持ちが良い。レストランはイタリアン中心のメニュー。 訪れてみて印象的だったのは、ドアマン・フロント・レストラン従業員や果ては支配人まで、Openしたばかりのホテル特有の緊張感というか高揚といったものが感じられる点。皆が一生懸命Operationに集中していて、客の動きに目を配り

    初心忘れるべからず / Four Seasons HotelがPalo AltoにOpen
    yukio2005
    yukio2005 2006/02/07
    無論、それを補って余りある好感がここにはある。それは何だろうと暫し考えていたが、腑に落ちた。ここでは、皆が今まさに「初心」を胸に抱いている。空間に「初心」が満ち溢れている。
  • インターネットサービス分野で技術の「再発見」が進む

    仕事が立て込み、Blogを書く時間がほとんど取れなくなって来た。しかし、不思議なもので、以前はBlogを書かない日が続くとアクセス数が激減していたのだが、最近は暫くエントリをしなくても主にサーチエンジン経由のトラフィックが安定的に存在し、なかなかアクセス数が落ちない。有難いことである。 さて、最近頭に浮かんでいることを手短に。 インターネットサービス分野の動向を見るにつけ、新たな技術の発明というよりは、既知の理論を分野に応用する動きが気になる。言ってみれば、古代文明の再発見が相次いだルネッサンス期を彷彿とさせる動き。 無論、技術や理論の再発見が世の中のブレークスルーをもたらす例は、枚挙に暇が無い。例えば、元京都大学教授の伊藤氏が提唱した確率微分方程式(伊藤のレンマ)は提唱から数十年の時を経て米ロバート・マートンに再発見され、かの有名なオプション計算式であるブラック・ショールズ式が生み出さ

    yukio2005
    yukio2005 2006/02/03
  • YahooがAIの専門家受け入れ

    CNETの記事から。「Yahoo hires DARPA director to head research」 昨日書いた通り、Web系サービスの進化にはAI的アプローチと人間系のハイブリッドが当面主流と思う。網羅性は機械が頑張り、Contextの汲み取りに人間系の認知プロセスを援用する。そしてこれも昨日書いたが、次のステップとして機械にContextを汲み取らせる為に、1)ドメイン知識を踏まえた処理、2)検索等の情報要求の背景や当該要求前後のワークフローを取り込んだ処理がTryされると思う。 いずれもAI的なアプローチであり、YahooのResearch HeadにAIの専門家がつく、というのは(具体的な直近の仕事の内容は無論知らないが)自然な流れとして受け止められる。 ちなみに当方は、大学院時代に「システム開発の要件分析を形式化する」テーマに取り組んでいた。要求仕様をより形式的な仕様言

    yukio2005
    yukio2005 2006/01/10