[おバカ・・・Be stupid] デベロッパの視点から書かれた興味深いコメントがある。 比喩がとてもおもしろいと思った。 funkatron.com: “We’re the Stupid Ones: Facebook, Google, and Our Failure as Developers” by Ed Finkler: 15 February 2010 * * * iPad のインターフェイス 最近 iPad が登場したことによって、コンピュータといかに付き合うかという議論が白熱している。自分を含むギークなタイプは、アップルが発表したのは「タブレットコンピュータ」ではなく、「でかい iPod Touch」だったことにいら立った。たしかにどちらもコンピュータではあるが、付き合い方が異なるのだ。現代のコンピュータインターフェイスはマルチタスキングとウインドウ環境をモチー
Apple - iPad - The best way to experience the web, email, & photos 今日は、Appleファン待望の祭り。iPadの発表日でした。あまりうまくまとめられる自信はありませんが、ちょっと頑張って、自分なりの初感をブログにまとめてみようと思います。 あらかじめ、おことわりしておくと、僕は、今日のイベントには参加してませんw 実機も触ってなくて、発表時は、絶賛仕事中で、スタンドアップミーティングしたりしてたので、情報源は、gdgtの速報と、AppleのiPadのHPと、@hokayanさんのタイムラインくらいの状態です。 自分が一番感じたのは、「iPadは、本質的にはマスに向けた製品」だと言うことと、「パーソナルコンピュータのパーソナルを更に次の次元に押し上げた」という事です。 もともとタブレットMacの噂は、ここ数年ずっと囁かれてい
新製品に関する発表をいっさい行っていないにもかかわらず、なぜか噂だけが先行して新製品像が作り上げられ、実際に製品が発表されてみると噂と大きく違わなかった - こんな経験はないだろうか? その場合、噂の出所は秘密主義を堅持するメーカー側によってリーク情報がコントロールされていると考えていいかもしれない。元米Appleのあるマーケティングマネージャが、同社のこうした手法について興味深いエントリーを自身のBlogに投稿している。 このAppleのリーク情報制御に関する話題を提供しているのは元Apple従業員のJohn Martellaro氏で、Mac ObserverのBlogに「How Apple Does Controlled Leaks」という名称のエントリーで記している。発端となったのは5日付けで米Wall Street Journalが公開した「Apple to Ship Tablet
[いよいよ出るか・・・] とうとう John Gruber もアップルタブレットについて書きはじめた。長文の論考だがこれがすこぶるおもしろい。 彼は「Apple Tablet」とはいわず「The Tablet(総称としてのタブレット、例のタブレット)」と呼ぶ。(MacBook や Mac Pro ではなくマックというのと同じだ。)巷のウワサとは距離をおいて、タブレットの本質に注目する。 Daring Fireball: “The Tablet” by John Gruber: 31 December 2009 * * * タブレットについて知っていること タブレットなるもの(The Tablet)に関して私が持っている情報はほんの少しだ。しかもこの半年間少しも変わらない。すなわち、タブレットプロジェクトは本物だ。ご存知の誰かさんが心血を注いでいる。開発に携わっているものは誰
12月3日にAndroidに関するセミナーがあったので行ってきた。 Android が搭載された携帯の発売が話題になってるし、ET2009ではAndroid一色だったらしい。それを静観しているのは、それだけでリスクになる可能性がある。そう思って参加したのだが、興味を持ったのはAndroidそれ自体ではなく、Androidがもたらす未来像だった。 携帯事業者以外のメーカーが考えたサービスをハードを含めて提供できる可能性がある。 家電メーカが自動車業界に参入するのと同じだ。通信事業者でなくても通信端末が作れる時代がきた。その時代をどう生き抜いていくかが今後問われていく。 1番印象に残ったのは、福田尚久氏の話。 全然知らなかったが、Appleの副社長にもなった日本人だ。ここで、ジョブズについて話ができる人物の言葉が聞けるとは思わなかったが、言うこともなかなか強烈だった。 Androidで何を提供
[FCC investigates…] 連邦通信委員会(FCC)に対するアップルの回答が全文公開された。 ありがたいことにデベロッパとして App Store に精通する深津貴之氏が全文を訳しておられる。 fladdict: “Appleによる連邦通信委員会への回答 を翻訳してみた” by 深津貴之: 22 August 2009 全文公開をきっかけに多くの記事が書かれている。 なかでも Phil Schiller から回答を引き出した John Gruber の感想がたいへん興味深い。 Daring Fireball: “Choice Nuggets From Apple’s Response to the FCC’s Inquiry Regarding the Rejection and Removal of Google Voice Apps From the AppハStore”
[表参道の孫社長と上戸彩] iPhone 3GS が 3G に比べていかに早いかという記事で溢れている。 iPhone 3.0 にアップグレードした自分の iPhone 3G も体感できるほどスピードアップしのだから、きっと 3GS の早さは本当に違いない。 優れたテクノライターにしてアップルウォッチャーでもある John Gruber が、iPhone OS 3.0 のカット&ペーストがすばらしいことを取り上げている。 Daring Fireball: “Copy and Paste” by John Gruber: 26 June 2009 * * * iPhone でブログ投稿 自分のブログ「Daring Fireball」にリンクを投稿するのに iPhone を使う回数は、あなたが考えるよりずっと多いと思う。昼間の仕事で WWDC のようなカンファレンスに出かけると
エコシステム拡大に拍車がかかる!? iPhone OS 3.0とiPhone 3G Sのインパクト:神尾寿のMobile+Views(1/3 ページ) 6月8日(現地時間)、米国・サンフランシスコでAppleの開発者向け年次イベント「Worldwide Developers Conference 2009(WWDC 2009)」が始まった。すでに現地リポート記事も掲載されているが、WWDC 2009の幕開けとなる基調講演は例によって2時間近くの長丁場となり、新型「MacBook Pro」シリーズから新たなMac OSとなる「Snow Leopard」、Webブラウザの「Safari 4」、そして「iPhone OS 3.0」とiPhone 3Gの新型となる「iPhone 3G S」が発表された。これだけ多くのプロダクトが一斉に発表されたこともあり、基調講演の会場内は立錐の余地がないほどの混
堅調な成長を続けるアップルの戦略 世界中のアップル関連製品の開発者を集めた「World Wide Developers Conference(WWDC)」が米国サンフランシスコで8日(現地時間)から開催されている。筆者も5日間をカンファレンスで過ごす予定だ。 カンファレンス内容はすべてNDA(秘密保持契約)下の非公開イベントだが、最初のセッションである基調講演は公開される。基調講演会場で生の発表を聞き、デベロッパーの立場から感じたことを記したい。 今回の基調講演はiPhoneの新型が発表されるのではないかという噂や期待が飛び交い、注目の中での開催となった。チケットは4月末には売り切れたということからも期待の高さが伺える。 講演を聞き終わっての感想を一言で言い表せば「堅調な成長を続けるアップル戦略」だ。アップルはモノ作りの会社である。洗練されたデザインとソフトウェアを徹底的にこだわり、世界を
世界はついに、モバイルミニタブレットへの準備ができたのだろうか。 Appleは、「iPhone」と「MacBook」の中間となるようなデバイスの開発を計画し、モバイルコンピューティングのギャップを埋める用意があるということが、過去数カ月間でかなり明らかになった。最近のThe Wall Street Journal(WSJ)の記事は、Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏が、療養休暇中に、iPhoneより大きいがMacBookより小さい、そのミッドサイズのモバイルデバイスに取り組んでいると伝えている。 そしてBusinessWeekは米国時間4月27日、Appleが「メディアパッド」を開発中であると報じた。これは、「iPod touch」や「Amazon Kindle」よりも大きいスクリーンでビデオを閲覧できるが、ノートブックよりも持ち運びしやすく、キーボードを持た
[Peter Steiner’s Cartoon] 雑誌 The New Yorker(1993 年7月)に載った Peter Steiner のマンガ。 そのキャプションは: “On the Internet, nobody knows you’re a dog.” インターネットじゃ犬だってことは誰にも分らない。 インターネットというバーチャル空間での存在は現実空間の実体からは隔離されている。そんなインターネットの匿名性を示す例として一躍有名になった。 * * * ひょっとすると・・・ そういえば、当ブログの主(あるじ)を実際に見知っているのは家族だけだ。 病気のあと立ち上げて、10か月が経った。 マックのことなぞ興味ない家族は、健康のためなんとかブログを辞めさせようとしたがそれもかなわず、今では健康チェックの代わりに利用している。 ブログが更新されている間は倒れず元気
先日、宿題の形にしてあえて私の意見を書かなかった「Appleが打つべき次の一手」。さまざまな意見が集まって私自身にとってもとても良い勉強になったが、やはり戦略として重視すべきなのは
昨日のエントリーで、SWOT analysisという話をしたが、SWOTはStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(ビジネスを延ばす機会)、Threat(ビジネスをおびやかすもの)の頭文字をとったもの。既にStrengthとWeaknessに関しては書いたので、今日はOpportunityとThreatに関して。 この業界をとりまく環境でAppleにとって最も好ましい現象は、若い人たちのライフスタイルの変化。パソコンや携帯を使いこなし、CDやDVDはもう買わずにiTunes storeや携帯サイトから音楽をダウンロードし、TVの前に座っているよりもパソコンや携帯をいじっている方がはるかに長いという「デジタル・コンテンツ時代世代」が急速に増えていること。 この手の不連続な変化のことをパラダイム・シフトと呼ぶが、これこそがアップルにとって「家電の主役交代」を起
iPhone の本質を見事に喝破した非常に優れた考察がある。John Gruber の「複雑系」。 Daring Fireball: “Complex” by John Gruber: 01 April 2009 * * * 複雑系 「正常に機能する複雑なシステムは必ず正常に機能するシンプルなシステムの上に構築される。逆命題も真のようだ。すなわち、ゼロから設計された複雑なシステムは決して正常に動かず、また動かすこともできない。正常に機能するシンプルなシステムからやり直すより他ない。」 —JOHN GALL “A complex system that works is invariably found to have evolved from a simple system that worked. The inverse proposition also appears
90年代にIBM、Microsoft、Apple各社が巨額の開発費を投じて作っていた「戦略的OS」がすべて失敗してしまったことを皆さんはご存知だろうか? IBMが作っていたのはOS/2。元々はMicrosoftとの共同開発だったが、途中で仲違いをしてしまい、最後はIBMだけが細々とサポートしていたことすら覚えていない人が多いとは思うが、Windows95の成功であっというまに市場から消えてしまったのがOS/2。具体的な数値は公開されていないので分からないが、両社が数百人体制で数年間開発していたので、少なく見積もっても日本円で数百億円は投じられたことは間違いない。 Cairoの方は私自身が初期のころにいたこともあるし、最終的には「Chicago(Windows95のプロジェクト名) vs. Cairo」の戦いの最前線にいた私としては知りすぎている点も多いのだが、一つだけ確かなのは、プロジェク
新型iPhoneは今夏発表──「iPhone OS 3.0」はコピペ、プッシュ通知、Spotlightなどサポート – ITmedia +D モバイル iPhone OS 3.0ではようやくカット/コピー/ペースト/アンドゥ機能がサポートされる。 コピー&ペースト機能は、アプリ間・機能間でも利用できるそうで、iPhoneで最も使い勝手の悪かった部分がようやく改善されるわけだ。これは率直に嬉しい。 でも、よくよく考えると「カット/コピー/ペースト/アンドゥ」なんて、普通の携帯端末なら当たり前の機能だ。むしろ普通の端末でこれらの機能がなければ、その端末は欠陥品に近いらく印を押されても仕方がないようなレベルのものではないか。そんなレベルの機能が搭載されるということだけで歓迎され、話題になるiPhone、Appleってやっぱりスゴイなと思う。 Appleはけっこうそういうことを戦略的にやってるんじ
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
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