1月にApple、Intelといったホームユース側に期待を賭けるプレーヤーに視点を当ててこんなエントリを書いたが、どうもちょっと逆サイドのプレーヤーの戦略のほうが面白そうだ。というので、半年前の読み違いを反省しつつエントリ。 AMD、ATIを55億ドルで買収へ(ITmedia News) フレームワークのレイヤーが上位層に移るほど、下層のレイヤーはプレーヤーの統合が進む。 今さら言うまでもないが、現時点のコンピューティングの中心的フレームワークは、ブラウザである。そしてこの流れは恐らく今後10年は変わらないだろう。 だとすれば、ブラウザより下のレイヤーのプレーヤーは可能な限り統合され、シンプルなソリューション提供に徹するべきだというのが、このアクションに秘められたAMDの戦略と言えるのではないか。まさにIntelと逆さまのアプローチである。ちなみにIntelの戦略動向についてはayuste
米国eWEEK編集部注:ミッションクリティカルな電子メール/スケジューラ/メッセージング市場での企業ニーズに対応することを目指したMicrosoftの計画にスポットライトを当てた記事を数回にわたって連載する。今回はその第3回目である。 電子メール/カレンダー/メッセージングソフトウェア「Exchange 2007」のリリースを間近に控えるMicrosoftはここ最近、昔からのライバルである「Lotus Notes」ばかりでなく、新興勢力のオープンソースソリューションとも激しい競争を繰り広げるようになっている。 ワシントン州レドモンドに本拠を置くMicrosoftは7月24日に、Exchange 2007の一般公開用β版を発表した。本製品の出荷は、2006年末から2007年初頭になる予定だ。 本製品に搭載される機能をすべて備えたβ2では、新機能の追加および既存機能の刷新が図られている。 Ex
複数の新興企業が団結し、エンタープライズシステム管理ソフトウェアの旧態依然とした世界を刷新しようと試みている。挑戦のための武器は、オープンソース方式のソフト開発と、より民主的なアプローチによる業界標準の策定だ。 小規模企業が集まって2006年5月に設立されたOpen Management Consortium(OMC)は、システム管理の分野にオープンソースのビジネスモデルを持ち込むことを目指している。システム管理の市場は現在、大手企業によって支配されている。 OMCの設立メンバーの1人で、新興企業Qlustersの最高技術責任者(CTO)を務めるWilliam Hurley氏によると、OMCはまだ始動したばかりの団体だが、すでに複数の大手ソフトウェアプロバイダと交渉を進め、同コンソーシアムへの参加と資金援助を求めているという。 「今から2006年末までに、少なくとも、主要なシステム管理ベン
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は7月12日、企業システムのユーザーインターフェースとしてはもちろん、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいた社内外のプロセス統合をフロントエンドから実現するエンタープライズポータルソフトウェアの最新版「IBM WebSphere Portal V6.0(WP V6.0)」の出荷を、2006年8月24日より開始することを発表した。ダウンロード版は2006年7月26日より提供される。 この発表は同日、「SOAが変える、リッチクライアントが変える、Lotusが変える企業の未来」をテーマに都内で開催された「LotusDay 2006」の会場で行われたもの。LotusDay 2006は、7月12日、13日
日本アイ・ビー・エムは7月12日、企業向けポータルサーバの新版「WebSphere Portal V6.0」(WP 6)を発表した。製品は、全社規模で導入する「WebSphere Portal Extend」、事業部単位で導入する「WebSphere Portal Enable」、新規導入向けの「WebSphere Portal Server」と、利用規模に応じて3つの形態で提供される。 WP 6の従来のバージョンに対する大きな変更点は、(1)アプリケーション開発環境の整備、(2)操作性の改善、(3)スケーラビリティの向上の3つ。 (1)については、同社が推進するSOA(サービス指向アーキテクチャー)対応強化の一環として、SOAPでのバックエンド連携に対応、また、ポートレット開発ツール「IBM WebSphere Portlet Factory」が標準で提供される。Portlet Fact
2006/7/13 日本IBMは7月12日、ポータル構築ソフトウェアの新製品「WebSphere Portal V6.0」(WP V6.0)を発表した。出荷開始は8月24日(ダウンロード版は7月26日)から。日本IBM ソフトウェア事業 Lotus事業部長 澤田千尋氏は「高付加価値ソリューションの中核製品として販売したい」との戦略を示した。 日本IBMが3月に発表した2006年度のソフトウェア事業戦略の一部に「高付加価値ソリューションの普及促進」があり、ポータルは5つの高付加価値分野の1つに位置づけられる。 澤田氏は「WebSphere PortalはEIP(Enterprise Information Portal)市場のシェア1位を誇るが、欧米でEIP市場が爆発的な伸びを示しているのに対し、日本では市場自体がそこまで伸びていない。これは日本ではEIPがグループウェアの延長、つまり情報共
最近また巷でNotesマイグレーションの話題が出てきているようだ。(このところ周期的に発生するので季節の風物詩的な感じもあるが・・・)以下のようなニュースも流れたりしている。 「サッポロビール、2008年にノーツ撤廃」 何度か書いているが日本ではグループウェアといえばNotes/DominoというくらいNotes/Dominoのシェアは依然として高い。このNotes/Dominoを使い続けたほうがよいのかNotes/Dominoを辞めたほうが良いのかという問題は簡単なものではない。各企業でのNotes/Dominoの利用状況や他のシステムとの連携状況、IT部門の戦略などとも密接に関連するからである。 さて移行の是非や手段を論じる前に、これまでにNotes/Dominoをインフラとして使っている企業の悩みや課題を一度整理してみたい。以下に私がこれまでにNotes/Dominoユーザから聞いて
先日、IBMリサーチ(基礎研究部門)戦略VPのArmando Garcia氏にインタビューする機会がありました。商売柄、ベンダーのトップマネージメントとのインタビューはよくやりますが、基礎研究部門の方とお話しできる機会は貴重です。既に別のところで記事になっている内容のレベルの範囲内でご紹介します(これくらいはオープンにしてしまって大丈夫であろうという判断です)。IBMリサーチでは、今後3年~7年の間に特に重要となる研究課題として以下の5点を挙げています。 テクノロジー・アップデート ここでいう「テクノロジー」とは半導体テクノロジーのことです。CMOSテクノロジーのさらなる強化とCMOS以降テクノロジーのお話。 イベント・ドリブン・ワールド センサーやRFIDの普及により、情報システムの作り方がどんどんイベント・ドリブンになっていくというお話し。ミドルウェアやアプリケーションの設計手法に破壊
>Notesのキャッチコピーを考えるとしたら、個人的には、 >「いまさらNotes?」 >というのを考えてみたのですが、いかがでしょうか(苦笑)。 私個人的には・・・・・・。 とてもいいキャッチコピーだと思います。 IBM/Lotus的には・・・・・・。 ・・・・・・・・。 絶対採用しません。 MS的には・・・・・・。 とてもいいキャッチコピーだと思います。 「?」を「!」に変えたらもっといいです。 2006/06/07(水) 08:45:33 | NDOMINO-S #- [ 編集] lotusday2006のセッション名と大差ないと思うんですけどね(笑)>「いまさらNotes?」 「1C-4 Move to Lotus ~Lotusの優位性。今こそLotusに乗り換えませんか? 日本アイ・ビー・エム(株)」 「1C-5 Move to Groove ~ Grooveの優位性。今こそLo
米IBMは,有力ビジネス誌のBusinessWeekへの広告出稿を当分取りやめるようだ。WSJ.comが関係者の話として伝えている。 IBMはBusinessWeek誌にとってトップ広告主の一つ。IBMは同誌に2004年に1490万ドル,2005年に930万ドルも広告費を注ぎ込んでいた。それなのに一気に広告を取りやめたのは,IBMが要求していたディスカウントにBusinessWeekが応じなかったためとのことだ。 IBMは最近,2004年の4億2060万ドルから2005年の3億5500万ドルへと,広告費用を絞り込んでいる。広告メディアの見直しを進めており,ビジネス誌が犠牲になったことになる。一方で,ポッドキャストやWebサイト,ブログを新たな広告メディアとして利用し始めている。 ◇参考 ・IBM Decides to Pull Ads From BusinessWeek(WSJ.com)
青山で行なわれた、企業向け検索のカンファレンスにいってきました。 まずは、みずほ情報総研株式会社吉川日出行氏による「次世代企業に不可欠なプラットフォーム〜ESPとは」と題したセッション。最初に「普通のホワイトカラーが検索に費す時間は週に9.5時間、うち、3.5時間は干しいものが見付からない」というデータを提示します。これを解消するために「エンタープライズサーチエンジンプラットフォーム(ESP)」という概念を提唱します。これは、「検索」というものを従来の単なる「検索機能」から、企業内のデータを総合的に利用するためのプラットフォームに拡張したもので、これに必要な要素は、「組込可能な検索ツール」「認証システムとの連携」「様々な横断的なインデックス」であるとします。また、「ゲートウェイを通じた様々なファイルフォーマットへの対応」「様々なアクセス制御の仕組み」「スケーラビリティと拡張性の確保」「カス
IBMは米国時間1月23日、「Unstructured Information Management Architecture(UIMA)」技術をオープンソースコミュニティに公開したことを発表した。UIMAは、ドキュメントなどの非構造化データを処理するためのアーキテクチャで、キーワードだけでなく、さまざまな関連性や意味を発見するのに役立てられる。IBMは、UIMAのソースコードを、オープンソース関連の最大のウェブサイトであるSourceForge.netで公開した。 UIMAは、非構造化データを検索/分析するのに利用されるソフトウェア同士をネットワーク上で連携させるうえで、役に立つ。非構造化データとは、電子メールやWord文書などのように、行や列の形式で保存されていないデータのこと。
米IBMは5月16日(現地時間)、コラボレーションソフトウェア「IBM Lotus Notes」のクライアント次期バージョンの概要を明らかにした。オフィス文書フォーマットOpenDocument Format(ODF)と、オープンソースの開発環境Eclipseなどをサポートする。今秋、パブリックベータ版を提供する予定。 ドイツで開催したユーザー・カンファレンス「IBM Lotus Technical Forum 2006」で発表した。ワープロ、表計算、プレゼンテーションなどの機能を持つ次期Notesクライアントは、IBMが米Sun Microsystemsなどと推進しているODFをネイティブでサポート。作成したファイルをODFで保存し、「Microsoft Office」と「OpenOffice」(前バージョン)とファイルのインポート・エクスポートが可能という。 また、開発環境のEclip
Lotus Notes/Domino のブログ。nsf:Notes Storage Facility。l10n:Localization。 OpenNTF Productivity Extensions for Notes(テンプレ.ntf) OpenNTF Productivity Extensions for Notes Documentation(取扱説明書.doc) OpenNTF のプロジェクトの一つで、Notes 6.5 のメールテンプレートを拡張した OpenNTF Mail Expetrience というのがあります。それの i18n (internationalization) 版が、 OpenNTF Mail Experience International で、フランス語版とかドイツ語版とかがリリースされています。日本語版は、なぜかSourceForge.jp: Pr
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