情報処理推進機構(IPA)は2007年7月のウイルス/不正アクセス届出状況をまとめ、夏休み中の情報セキュリティについて注意を喚起した。 情報処理推進機構(IPA)は8月2日、2007年7月におけるコンピュータウイルス/不正アクセスの動向を公表すると同時に、夏休み中のセキュリティ対策について改めて注意を呼びかけた。 システム管理者が不在になる夏休み中は、企業内システムでウイルス感染や不正アクセスによるWebサイトの改ざんなどの被害が広範囲に及ぶ可能性がある。IPAでは、管理者は改めて、OSやシステム、ネットワークのセキュリティをチェックし、セキュリティ修正プログラムの適用やファイアウォールの設定見直しなどを実施してほしいとしている。 また家庭においては、子供がインターネット閲覧中に有害サイトを興味本位で見てしまい、PCに請求書が表示されるといった相談が毎日のように保護者から多数寄せられている