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ブックマーク / takagi-hiromitsu.jp (62)

  • 高木浩光@自宅の日記 - 「個人情報」定義の弊害、とうとう地方公共団体にまで

    ■ 「個人情報」定義の弊害、とうとう地方公共団体にまで 現行個人情報保護法の「個人情報」の定義に不備があることを、これまでずっと書き続けてきた。「どの個人かが(住所氏名等により)特定されてさえいなければ個人情報ではない」(のだから何をやってもよい)とする考え方がまかり通ってしまいかねないという危機についてだ。 2003年からはRFIDタグ、2008年からはケータイIDによる名寄せの問題を中心に訴えてきたが、当時、新聞記者から説明を求められるたび、最後には「被害は出ているのでしょうか」と、問われたものだった。当時は悪用事例(不適切な事例)が見つかっておらず(表沙汰になるものがなく)、これが問題であるという認識は記者の胸中にまでしか届かなかった。 それが、昨年夏から急展開。スマホアプリの端末IDを用いた不適切事案が続々と出現し、それぞれそれがなぜ一線を越えているか説明に追われる日々になった。ス

    yyamano
    yyamano 2012/05/09
  • 高木浩光@自宅の日記 - ローソンと付き合うには友達を捨てる覚悟が必要

    ローソンと付き合うには友達を捨てる覚悟が必要 当初3月末開始とされていた「LAWSON Wi-Fi」が、なぜか「当初の計画より事前テストに時間を要したため」として、遅れて4月6日から開始されたのだが、早速Twitterでこんな指摘が出ていた。 少なくともこういうのを「ログイン」と呼ぶのはやめて頂きたい。金融機関などでは、暗証番号に電話番号や誕生日を使うのをやめるよう利用者を啓発する活動にコストをかけてきたが、そうした労力を台無しにする。ローソンとしては、無料の無線LANを使わせるくらい、人確認が甘くても自社の問題だから許されると思っているのだろうが、こういうやり方が社会に悪弊をもたらすことに気付いていないのか。 今回は、前回の日記で取り上げた「PASMOマイページ」の問題とは違って、「ログイン」で電話番号と誕生日を使用している。一般に、不正アクセス禁止法では、このような、IDと電話番

  • 高木浩光@自宅の日記 - ID番号は秘密ではない。秘密でないが隠すのが望ましい。なぜか。

    ■ ID番号は秘密ではない。秘密でないが隠すのが望ましい。なぜか。 俺、実は今日が誕生日なんだ……。 僕らはいったいいつから誕生日を隠さなくちゃいけなくなったんだろう。はてなにもmixiにもGREE*1にもニセの生年月日で登録した*2自分がいる。Facebookの友達にも生年月日を明かさない設定にしている。プライバシーやセキュリティを啓発する立場の者が生年月日を明かすだなんて、匿名主義者達の嘲笑の的にされかねない。そして気付いてみれば、誕生日を祝ってくれるのは、両親とほんの数人の身近な友人だけになっていた。 先月、スマホアプリのプライバシー騒動の件で立て続けてにいくつもの取材を受けた*3が、決まって聞かれるのは、「利用者が気をつけるべきことは何でしょうか」という問いであった。 これに対して私が答えたのはこうだ。「利用者が何か気をつけなくてはならないようではいけない」と。つまり、事業者が解決

  • 高木浩光@自宅の日記 - spモードはなぜIPアドレスに頼らざるを得なかったか

    ■ spモードはなぜIPアドレスに頼らざるを得なかったか spモードの事故 NTT docomoのスマホ向け独自サービス「spモード」が、今月20日に大規模な事故を起こして、重大事態となっている。 スマホ向けネット接続が不具合 ドコモ 別人のアドレス表示, MSN産経ニュース, 2011年12月20日 ドコモのspモードで不具合、他人のメールアドレスが設定される恐れ, 日経IT Pro, 2011年12月21日 ドコモの「spモード」でトラブル、関連サービスが一時停止, ケータイ Watch, 2011年12月21日 ドコモ、spモード障害で「ネットワーク基盤高度化対策部」設置, ケータイ Watch, 2011年12月26日 ドコモ 約1万9000人に影響, NHKニュース, 2011年12月27日 ドコモの“メアド置き換え”不具合、影響数や新事象が明らかに, ケータイ Watch,

  • 高木浩光@自宅の日記 - ミログ第三者委員会の「提言」を許してはならない

    ■ ミログ第三者委員会の「提言」を許してはならない 10月10日の日記「スパイウェア「app.tv」に係るミログ社の大嘘」の件、ミログ社から「第三者委員会報告書」(以下「報告書」という。)が開示された。 第三者調査委員会の調査結果に関するお知らせ, 株式会社ミログ, 2011年12月16日 100ページにも及ぶこの報告書の内容は、「app.tv」と「AppLog」について事実関係を明らかにした上で、いずれも違法行為ではなかったとする結論を導くものであり、加えて、冒頭で、「ユーザーからの同意取得に関する提言」として、一般論を社会に向けて提案するものとなっている。 報告書には次の2つの重大な問題がある。 app.tvの不正指令電磁的記録該当性の検討で肝心の点がすっ飛ばされている。 「ユーザーからの同意取得に関する提言」は到底受け入れられるものではない。 以下、これらを順に明らかにする。 app

  • 高木浩光@自宅の日記 - なぜソニーが駄目でアップルやマイクロソフトは良いのか

    ■ なぜソニーが駄目でアップルやマイクロソフトは良いのか 8月14日の日記を書いた翌週のこと、なんとなく「hiromichu」でググってみたところ、以下のページが見つかり、魂消た。 hiromichu - PlayStation®Home オフィシャルサイト, http://playstationhome.jp/community/mypage.php?OnlineID=hiromichu このページで「トロフィー」のところをクリックすると、なんと、私がどんなゲームで遊んでいたかまで表示されてしまう。URLの「OnlineID=」のところに任意のIDを指定することで、全ての人のゲームプレイ状況を閲覧できてしまう。(このサイトにログインしていなくても。) プレステ3を買ってPlayStation Networkを使い始めてかれこれ何年にもなるが、これまで、全くこのことに気付かないまま、いくつ

  • 高木浩光@自宅の日記 - 心から利用者に説明する気なぞ微塵もない日本の事業者たち

    では、この「利用規約を見る」ボタンを押せば、「端末情報を取得します」というのが何であるのかが、わかるようになっているのだろうか。 このボタンを押すと、Webブラウザが開くようになっており、表示されるのは以下のWebページであった。 セカイカメラ サービス利用規約, セカイカメラ サポートセンター このページの内容をくまなく見てみたが、どこにも「端末情報」という文字列は存在しないし、「UDID」の文字列もなければ、「端末識別」という文字列もない。内容的にUDIDに関係しそうなところを探して*5も、次の記述しか存在しない。 8. プライバシー 8.1 登録ユーザーが当社に届け出る情報および当社が取得したユーザーに関する情報は、当社が別途サービスにおいて掲示するプライバシーポリシーに従って取り扱われるものとし、ユーザーは、かかるプライバシーポリシーに基づく個人情報の取扱いにつき同意するものとし

  • 高木浩光@自宅の日記 - スパイウェア「app.tv」に係るミログ社の大嘘

    ■ スパイウェア「app.tv」に係るミログ社の大嘘 株式会社ミログが9月27日に提供開始した「AppLog」がスパイウェアまがいであるとして、朝日新聞10月5日朝刊に以下の記事が掲載された。 アプリ利用時間や回数丸わかり「アップログ」に批判, 朝日新聞2011年10月5日朝刊 AppLog: insidious spyware rolled out in Japan by Milog, Inc. *1, The Asahi Shimbun, 2011年10月5日 スマートフォンの利用者がどんなアプリ(ソフト)をいつ、何回使ったかを記録して好みを分析し、興味を引きそうな広告を配信する。そんなプログラムが現れ、インターネット上で批判を集めている。プログラムは電話帳など無関係に見えるアプリに組み込まれ、アプリ利用者への説明が十分ではないからだ。(略) 問題視されているのは、利用者に存在が見えに

  • 高木浩光@自宅の日記 - JPRSに対する都道府県型JPドメイン名新設に係る公開質問

    ■ JPRSに対する都道府県型JPドメイン名新設に係る公開質問 JPRSから以下のプレスリリースが出ていた。 「JPRSが、地域に根ざした新たなドメイン名空間「都道府県型JPドメイン名」の新設を決定」, 株式会社日レジストリサービス, 2011年9月26日 内容を見て仰天。都道府県ドメインに第3レベルでの登録を認める「都道府県型JPドメイン名」を新設するという。そこで以下の公開質問状を送った。 株式会社日レジストリサービス御中 都道府県型JPドメイン名新設に係る公開質問 東京都〓〓区〓〓〓〓〓 高木 浩光 2011年9月27日 貴社2011年9月26日報道発表の「JPRSが、地域に根ざした新たなドメイン名空間「都道府県型JPドメイン名」の新設を決定」について、Webのセキュリティ及び可用性の観点から、公共の利益に影響を及ぼす懸念があると思料するため、貴社に対し、以下の通り、公開を前提と

  • SoftBankガラケーの致命的な脆弱性がようやく解消 - 高木浩光@自宅の日記

    ■ SoftBankガラケーの致命的な脆弱性がようやく解消 ソフトバンクモバイルのガラケーWebブラウザで、https:接続する際の仕様に変更があった。昨年10月に予告が発表され、元々は2月に実施される予定だったのが、6月30日に延期されていたもの。これまで、https:サイトへのリンクのすべてが https://secure.softbank.ne.jp/ 経由に書き換えられる仕様だったが、この機能が廃止された。 ソフトバンクモバイル、携帯サイトの仕様変更で注意喚起, ITmedia, 2011年6月30日 Yahoo! ケータイ、2011年2月に仕様変更 ユーザーとサイト開発者に注意喚起, ITmedia, 2010年10月15日 MOBILE CREATION - WEB & NETWORK SSL/TLS, ソフトバンクモバイル これは、昨年6月に、ソフトバンクモバイル宮川CTOに

  • 高木浩光@自宅の日記 - 技術音痴なIT企業CTOが国のWGで番号制度の技術基盤を歪める

    技術音痴なIT企業CTOが国のWGで番号制度の技術基盤を歪める 非公開で進められている(傍聴が許されていない)「情報連携基盤技術WG」の配布資料を入手した。しかも、この「情報連携基盤技術WG」には、存在自体が非公表のサブWGがあり、その構成員は、「情報連携基盤技術WG」から中立の有識者らを除いた、ベンダーの人々だけの集まりになっているらしい。入手した資料は、そうしたベンダーの構成員から今月提出されたもののようだ。 入手した資料のうち、一つは重大な問題のある文書であり、他にもう一つ、問題のある文書があった。 「番号制度」は、推進派に言わせれば「国家百年の大計として国の礎を作ることに他ならない」という*1ものであり、ベンダー試算によれば何千億円もの国家予算が必要と言われているものである。しかも、その方式設計は国民のプライバシー影響を左右する重要なものであって、一度不適切な方式を普及させると

  • 高木浩光@自宅の日記 - 修正されつつある未来 岡崎図書館事件(17), りぶらサポータークラブによる“Librahack”フォーラムの公式記録 岡崎図書館事件(16)

    ■ 修正されつつある未来 岡崎図書館事件(17) 先週の参議院法務委員会の参考人意見陳述では、具体的な事件のことに触れるのはよろしくないと思い、配布資料に図書館事件のことは書き込まなかったし、冒頭の意見陳述でも触れなかった。ところが、意外なことに、委員の方々から率先して岡崎図書館事件に触れられ、質問されることとなった。尋ねられたものに答えないわけにはいかないので、可能な限り主観を排して答えた。奇しくもこの6月14日は、岡崎図書館事件で起訴猶予処分が下されて一周年にあたる日であった。 ○有田芳生君 (略)やはりきっちりしたすばらしいように見える法律であっても、現場レベルでなかなかその趣旨を徹底することができなくて、恣意的な運用がなされたり、あるいは放置をされたりということはありました。(略) そのように、この法律ができたとして、やはり現場レベルで恣意的に運用してしまうというようなケースが例え

  • 高木浩光@自宅の日記 - 富士通総研が研究員のコラムを削除、国民ID・共通番号制度を巡る現況

    富士通総研が研究員のコラムを削除、国民ID・共通番号制度を巡る現況 先週の金曜日、富士通総研のコンサルタントらによるコラムのサイトに掲載された、「国の礎としての共通番号制度を構築すべく、抜的な議論の見直しを」という記事が、その日のうちに説明なく削除されるという事件があり、いったい何があったのかと憶測を呼んでいる*1。 国の礎としての共通番号制度を構築すべく、抜的な議論の見直しを, 榎並利博, 富士通総研, 2011年5月13日(現時点では「エラー404 お探しのページは存在しません」と表示される) 政府からの圧力を疑う人が続出していたが、私の感触では、番号制度*2をめぐる現在の状況では、そういうことは考えにくいのではないかと思う。それよりも、この記事の主張の組み立て手法に見られる典型的な不味さが、富士通総研やその周辺の関係者に見抜かれたためではないか。私はそう憶測する。 榎並氏の3

  • 高木浩光@自宅の日記 - 榎並利博著「共通番号(国民ID)のすべて」を読んだが

    ■ 榎並利博著「共通番号(国民ID)のすべて」を読んだが 前回の日記で参照した、消えた富士通総研のコラムの著者、榎並利博氏の著書「共通番号(国民ID)のすべて」(2010年12月発行)を読んでみたところ、消えたコラムと同様の問題のあるものだった。いくつかかいつまんでそれを示す。 たとえばp.24、ここは「住基ネット反対論拠の崩壊」という節の一部で「代替手段(名寄せ)がある」という見出しの部分。見出しから想像するに、「どのみち住所氏名等で名寄せできるのだから、番号による名寄せの危険を挙げる反対論など馬鹿げている」という主張かと思ったら、そうではなかった。ここに書かれていることは、 実はどのような優秀なプログラムを作成しても、技術的に「名寄せ」は不可能なのである。しかし、その事実が正しく取り上げられず、報道されなかったことは非常に残念である。他の例でも同じであるが、実際に被害が起きてはじめてや

  • 高木浩光@自宅の日記 - ウイルス作成罪創設に向けて国民に迫られる選択

    ■ ウイルス作成罪創設に向けて国民に迫られる選択 先々週、JNSAの時事ワークショップ「ウイルス作成罪を考える」に参加してきた。JPCERT/CCの早貸淳子氏から前回提出法案に沿った解説があり、それに続いて、私から前回提出法案の問題点がどこにあるのかについてお話しした後、会場にお集りの業界の方々からのご意見を頂きながら議論した。(以下はそのとき使用したスライド。) 不正指令電磁的記録作成罪法案の問題構造, 2011年1月24日 私が述べたことは、これまでここに書いてきたこととほぼ同じであるが、早貸氏との議論を通して、以前より問題の見通しがすっきりして、やはりそうだという想いを強くした。今回、新たな説明方法を思いついたので、それを以下に書く。(以前より正確さが増したはず。) 法案が前回のまま提出されると、「(A)解釈」で賛成するのか「(B)解釈」で賛成するのか、国民は選択を迫られる。そして、

  • 高木浩光@自宅の日記 - やはり退化していた日本のWeb開発者「ニコニコ動画×iPhone OS」の場合

    ■ やはり退化していた日のWeb開発者「ニコニコ動画×iPhone OS」の場合 一年前、「退化してゆく日のWeb開発者」という題で、ケータイWebの技術面での蛸壺化について次のように書いた。 iPhoneに契約者固有ID送信機能が搭載される日 (略)こうして退化してゆくケータイWebが、日のスタンダードとなってしまい、いつの日か、PC向けの普通のインターネットまで、単一IDの全サイト送信が必須になってしまうのではないかと危惧した。 (略)iPod touchでNAVITIMEを動かしてみたところ、下の図のようになった。 (略)契約者固有IDがないとどうやって会員登録システムを作ったらいいのかわからないんじゃないのか……というのはさすがに穿ち過ぎだと思いたい。NAVITIMEからソフトバンクモバイルに対して、契約者固有ID送信用プロキシサーバの用意を要請している……なんてことがなけれ

  • 高木浩光@自宅の日記 - 公衆無線LANで使うと危ないiPod touchアプリに注意

    ■ 公衆無線LANで使うと危ないiPod touchアプリに注意 ヨドバシカメラでiPod touchを購入すると公衆無線LANサービスの加入案内が付いてくるように、iPod touchは、公衆無線LANでの使用が奨励されている機器である。 しかし、現状の公衆無線LANサービスは、無線通信の暗号化に用いる鍵が加入者全員で同一のところがほとんどであり(あるいは、暗号化しないところもある)、電波を傍受されて通信内容を読まれる危険性や、気付かないうちに偽アクセスポイントに接続してしまう(そして、通信内容を読まれたり書き換えられたりする)危険性がある。 ただ、現時点では、このリスクはしかたのないものとして受容されており、その代わりに、パスワードや重要な情報を送受信する際には、アプリケーションレベルでの暗号化(SSL等の使用)が必須という考え方になっている。 つまり、Webブラウザを使う場合であれば

  • 高木浩光@自宅の日記 - MacユーザはIPv6を切るかnet.inet6.ip6.use_tempaddr=1の設定を

    MacユーザはIPv6を切るかnet.inet6.ip6.use_tempaddr=1の設定を Mac OS Xの初期設定の危険性 私の周囲に物理的に近づくことのできる人は、私が使っているノート型コンピュータの無線LANインターフェイスのMACアドレス*1を知ることができる。たとえば、セミナー等で私が講演している会場に来れば、講演中に私が無線LANのスイッチを切り忘れていたなら、無線LANのパケットを傍受することで私のMACアドレスを知るだろう*2。それだけでは他の人のアドレスと混じって区別できないだろうが、別の場所で再び同じことをすれば、両方に存在したものが私のMACアドレスだ。 これはもう隠しようがないので、先に自ら暴露してしまおう。「00:1f:5b:d1:ec:bd」は私のMACアドレスだ(図1)。 これを暴露するのはリスクのある行為であり、お薦め出来ない。また、仮に他人のMA

  • 高木浩光@自宅の日記 - 日本のインターネットが終了する日

    ■ 日のインターネットが終了する日 (注記:この日記は、6月8日に書き始めたのをようやく書き上げたものである。そのため、考察は基的に6月8日の時点でのものであり、その後明らかになったことについては脚注でいくつか補足した。) 終わりの始まり 今年3月31日、NTTドコモのiモードが、契約者固有ID(個体識別番号)を全てのWebサーバに確認なしに自動通知するようになった*1。このことは施行1か月前にNTTドコモから予告されていた。 重要なお知らせ:『iモードID』の提供開始について, NTTドコモ, 2008年2月28日 ドコモは、お客様の利便性・満足の向上と、「iモード(R)」対応サイトの機能拡充を図るため、iモード上で閲覧可能な全てのサイトへの提供を可能としたユーザID『iモードID』(以下、iモードID)機能を提供いたします。 (略) ■お客様ご利用上の注意 ・iモードID通知設定は

    yyamano
    yyamano 2008/07/18
    "今年3月31日、NTTドコモのiモードが、契約者固有ID(個体識別番号)を全てのWebサーバに確認なしに自動通知するようになった"
  • 高木浩光@自宅の日記 - 「ダウンロード違法化」で漏洩情報のWinny流通を抑止できるか

    ■ 「ダウンロード違法化」で漏洩情報のWinny流通を抑止できるか 11月の情報ネットワーク法学会大会の個別発表で、「匿名ファイル交換ソフトで違法複製物をダウンロードした者の法的責任」というご発表があった。その際に私は質問をしたのであるが、その意味するところは聴衆の方々にもわかりにくいものだったと思われるので、その趣旨をここに書き留めておくことにする。その前に、その考察に至る背景から。 「ダウンロード違法化」を望むのは権利者だけではない いわゆる「ダウンロードの違法化」、つまり、違法複製物又は違法配信からの録音録画を著作権法30条の適用対象外とする著作権法改正に向けた文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会の検討は、昨今の反対派の論調では単純に「権利者(流通業者)の横暴」とみなされているようだが、私には、それとは別の動機によって(を伴って)推進されているように感じられる。 それはつまり、