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ブックマーク / www.informe.co.jp (12)

  • 本文文字詰めを考える

    なぜ文字を詰めるのか DTPでは、文字は専門のフォントデザイナーが作ります。彼らは、可読性が高く、また、想定される使用目的に適ったフォントを作るために、一つ一つの文字の大きさ、次の文字との流れを考えながら作業していきます。当然、出来上がったフォントを使えば、そのまま流し込むだけでデザイナーが考えた通りのきれいな文字組みが出来上がるはずです。 ところが、実際の組版作業では、テキストを流し込んだだけでなく、文字の間隔を詰める文字詰めという処理がよく行われます。 もちろん、見出しなど文字サイズが大きな場合は、同じフォントでも小さな文字の場合よりどうしても文字の間隔が開きすぎて見えるため、間を詰める必要がありますし、文でも約物の処理などによって、どうしても文字間を詰めなければならない部分が出てくることもあります。ところが、そういった場合でない文部分で文字間を一括に詰める指定が入るケースが少な

  • 電子出版時代のXML活用 | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》 さまざまな形が求められるデータ 出版不況が言われて久しいなか、iPad発売を機に日でも電子書籍がブレイクする兆しを見せています。電子書籍が出版界でどこまでその存在を大きくするかはまだ分かりませんが、いずれにしてもこれまでのやり方で出版物を作り続けるのがいずれ厳しくなっていくだろうことだけははっきりしています。 これまでの出版は、出版社の編集者が著者とともに原稿を用意し、それを写植やDTPオペレーターが版の形に組み、印刷会社が印刷、それを書店で販売するという流れでした。つまり、コンテンツを用意する著者・出版社、コンテンツを入れる入れ物(メディア)を作るデザイナー・制作オペレーター、

    zichao
    zichao 2015/02/12
  • レイヤー0の秘密

    レイヤーという考え方 現在、ほとんどのDTPソフトにレイヤー機能が備わっています。Adobe製品のレイヤー機能は、文字や線などのオブジェクト、さらに各種処理や効果をもレイヤーという層(シート)に収納するというもので、元のデータにレイヤーを乗せるだけでオブジェクトや処理を加えることができる優れた仕組みです。 レイヤーをオン・オフするだけでオブジェクトの追加・削除や効果の適用・不適用をコントロールでき、グループごとにレイヤー単位でまとめてあればグループを一括で処理するにも便利なため、活用している人は多いでしょう。 基的に、レイヤー機能はデータにレイヤーを1枚ずつ重ねる(IllustratorやPhotoshopはレイヤーをグループ化することもできる)という構造になっています。重ねる順番によって、各オブジェクトの重なりや効果を変えられるというのも特徴です。 背景レイヤー Illustrato

  • オーバーライドを理解しよう | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》 マスターオブジェクトのオーバーライド マスターページ(InDesignでは、バージョン2022以降「親ページ」と改称)は、DTPソフトで欠かすことができない機能のひとつです。柱やノンブル、背景の地紋など、複数ページで同じように使われるオブジェクトをひな型のページに配置して管理するというこの仕組みは、共通オブジェクトの配置を自動で正確に行えるというのが最大のメリットです。 マスターページに置かれたオブジェクトは、そのマスターページが適用されたドキュメントページがどんなに多くても同じ位置に同じ形で表示されます。ただし、そのオブジェクトをドキュメントページ上で動かしたり編集したりすることは基

  • InCopyの可能性

    先割りレイアウトの原稿作成 雑誌のような出版物では原稿が揃う前にレイアウトを先に作っておくというやり方をとることがよくあります。これを先割りレイアウトと言います。写真などのスペースや文字のサイズ・組版なども確定していれば、必要な文字の量も必然的に決まってきます。 この場合、原稿を書く編集記者やライターは、レイアウトからテキストが入る文字数を割り出し、それに合わせて文章を書くことになるわけです。ただし、割り出した文字数を守って書いたとしても、それでレイアウトにぴったり納まるとは限りません。 たとえば、レイアウトのテキストのスペースを数えたら1000文字分あったとします。ワープロソフトで文字数をチェックしながら原稿を書けば、1000字ぴったりで原稿を作ることもそれほど大変ではありません。 ところが、書き上がっていざレイアウトに流し込んでみると、一行に入る文字数がどれくらいか、原稿に改行がどれ

    zichao
    zichao 2013/09/25
    「アサイン」とは“割り当てる”という意味
  • OpenTypeフォントの特徴と使い方

    OpenTypeフォントのメリットとは? DTPの世界にOpenTypeフォントが登場して数年が経ちました。新しい環境への移行に極めて慎重なDTP業界において、新しいフォントが普及するにはかなり時間が必要だというのはCIDフォントのケースを思い起こしても明らかですが、OpenTypeフォントの場合、プラットフォームの変更とも密接に関係しているだけに、事態はさらに複雑です。 Mac OS XやInDesign(インデザイン)に完全に移行してしまったユーザーだとOpenTypeの使用率もかなり高くなりますが、Mac OS 8/9やQuarkXPress 3.3/4.xなど旧来のシステムに頼らざるを得ない現場ではOpenTypeへの移行は依然として進んでいないというのが現状でしょう。ただ、旧来のシステム自体いつまで使えるか分からないという状況では、OpenTypeは当分使わないから関係ない、な

  • InDesign(インデザイン)における検索・置換のコツ | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    大量の修正に便利な検索・置換 DTPには修正が付き物です。最近は著者が原稿を自分でテキスト・データに入力することが多くなったため、きちんとした原稿が入稿されればそのまま印刷まで無修正でいってもおかしくないように思いますが、実際にはレイアウトした後で大幅な修正が発生することも少なくありません。 修正は制作作業の中で大きなウエイトを占めています。組版作業は自動化などによって省力化を図ることも可能ですが、修正だけは手作業で一つ一つこなしていかなければならず、赤字個所が多いと手間も馬鹿になりません。しかも、修正個所が多ければ多いほど修正ミスの可能性も高くなるのです。 ただ、修正がそれぞれまったく異なるものであれば、一つずつ直していく以外方法はありませんが、複数の個所で同じ修正をするような場合は、検索・置換機能を使うと便利です。特にInDesignの検索・置換機能は、選択されているひとつながりの文章

  • OSとファイル名の関係に気をつけよう

    プラットフォーム間の問題 InDesign(インデザイン)はクロスプラットフォームを謳い文句にしているアプリケーションです。実際、操作性はWindows版とMacintosh版でほとんど同じ、出来上がるデータも同じでWindows版で作ったデータをMacintosh版で開いてもデータが変わってしまうことはありません。 さらにOpenTypeフォントだけを使っていれば、フォントの違いに悩まされることもありません。プラットフォームの違いが大きな壁となってきた従来のDTPを考えると大きな進歩と言えるでしょう。これも、OSに依存しないデータ管理を進めてきたAdobeの努力のたまものと言えるのかもしれません。 ただし、OSの違いによって起きる問題が完全になくなったわけではありません。その違いを把握していないと大きなトラブルになる可能性もあるのです。中でも注意しなければならないのがファイル名の問題で

    zichao
    zichao 2011/04/06
    この問題を解決するには、クロスプラットフォームで作業する場合はファイル名に濁音や半濁音を使わないというルールを守るしかないでしょう。
  • PDFのフォント環境 | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》 フォント埋め込みの重要性 DTPでPDFを使うメリットとして、アプリケーションのデータよりも安全な出力が保証されるということがよく挙げられます。実際には、PDFにも色々なデータがあり、必ずしも安全に出力できるとは限りませんが、一般的なDTPデータよりも安全であると言われる根拠の一つが、PDFフォントを埋め込めるという点です。 DTPが始まったころから今にいたるまで、出力トラブルの多くを占めてきたのがフォントがらみの問題です。DTPの場合、データを制作する環境と出力する環境の双方に同じPostScriptフォントがなければならないということが、トラブルを生む最大の要因でした。 データを

    zichao
    zichao 2010/09/16
    「カスタム」とか「ビルトイン」と表示される場合
  • PDF生成ソフトと安全性 | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》 PDFの作り方の問題 今やDTPでもなくてはならないものになってきたPDF。校正ゲラの代わりにお客さんにPDFを送ったり、出力でPostScriptの代わりにPDFを使う、あるいは印刷物と同じものをWebで配信するためにPDFにする、といった一般的な使い方だけでなく、EPS画像の代わりにPDFを貼り込んだり、PDFでプリフライトチェックをするなど、さまざまな使い道が考えられるのもPDFのメリットです。 PDFの特徴の一つとして、使用目的に合わせて性質の異なるPDFを作ることができるという点があります。たとえばPostScriptフォーマットだと、調整するのは用紙サイズやトンボ程度ですが

    zichao
    zichao 2010/07/07
    2007年当時の話し。
  • PDFのオーバープリントに注意 | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》 オーバープリントの乱用は危険 InDesignやIllustratorなどのDTPアプリケーションには、オブジェクトに「オーバープリント」という属性を指定する機能が備わっています。オーバープリントは、オブジェクトが重なっている場合に、上のオブジェクトを透かして下のオブジェクトの色も見えるように印刷するというものです。たとえば上のオブジェクトがシアン80%、下のオブジェクトがマゼンタ100%で、上のオブジェクトをオーバープリントに指定すると、重なった部分がC80%M100%の掛け合わせになるわけです。 なお、オーバープリントは分版出力する際に処理が行われるため、制作したアプリケーションの

  • InDesign(インデザイン)の文字環境 | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    InDesignの登場によってDTPの文字環境は大きく変化しました。20,000字以上の文字種をもち、豊富な異体字や組版機能が使えるOpenTypeフォントをフルに活用できるようになったことで、外字の必要性が減り、これまでのようなフォント管理の煩わしさも軽減しました。 ただし、InDesignも完璧なソフトではなく、注意しなければならない点も少なくありません。今回はInDesignの文字環境について見ていきます。 ユニコード入力への対応 InDesignの大きな特徴としてユニコードのサポートが挙げられます。MS-Wordなど、もっと早くからユニコードに対応していたソフトもありましたが、メジャーなDTPソフトではInDesignが最初でした。 OpenTypeフォントの豊富な文字種を使いこなすためにはユニコードへの対応が欠かせないだけに、ユニコード対応はInDesignの生命線と言っても過言

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