シーレーン防衛というと、僕が子供の頃に随分と一世を風靡したことのある言葉だが、先日の前原民主党代表の講演で提示されたビジョンに、「1000海里以遠のシーレーン防衛にも責任を」ということが語られていた。 (※僕が小学校の頃には日本の資源の輸入比率なんかの下敷きが配られたりした ^^;) シーレーン防衛というと、たいていは海上航路の安全、それも中東から日本に至る航路の安全ということがイメージされるだろう。 ところが、1000海里云々ということ、それからシーレーン防衛なるものの具体的手段ということになると、なかなかイメージを持ちにくい向きも多いと思われる。 また、これらのイメージをある程度持ち得たとしても、そこで前原代表の言う1000海里以遠の責任への参加であるとか、さらには多国間での枠組みということになると、僕もちょっとその趣旨を明確には想像し難い。 僕自身は実は海上作戦については専門ではない