海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」がハワイ沖で行ったスタンダードSM-3による弾道ミサイル標的射撃訓練「JFTM-2」で、目標の迎撃に失敗しました。 迎撃ミサイルは途中まで正常に作動していましたが、命中の僅か数秒前に赤外線シーカーが目標をロスト、最後の最後で外しました。原因については究明中で、シーカーの不具合が発生したのではないかと疑われています。今回の試験は標的ミサイルの発射時刻を知らせない実戦形式で行われました。発射時刻を知らせない実戦形式の実験はこれまでずっとアメリカ側では成功し続けていますが、つい最近の11月1日、アメリカ海軍の「パシフィック・ブリッツ」演習(SM-3の試験はミサイル防衛局から海軍に移管)でUSSホッパーがSM-3による迎撃に失敗(ただし同時に行われたUSSポール・ハミルトンによる迎撃は成功)しており、嫌な予感はしていたのですが・・・ Navy Intercept