ロシアによる「第2次大戦終結記念日」設定 1、7月7日、ロシア下院は、9月2日を大戦終結の記念日とする法案を可決した。 9月2日は日本が降伏文書に署名した日であり、これはもっともなことのように見える。 しかし第2次大戦が終わった日は8月15日である。 日本では8月15日を終戦記念日とし、韓国では8月15日を光復節としている。米、英でも対日戦勝日あるいは太平洋での戦勝日は8月15日とされている。 2、ロシアが終戦の日を9月2日とすることに固執しているのには、理由がある。 ソ連は1945年8月9日、広島に原爆が投下された8月6日の3日後、長崎に原爆が投下された日に日本に対し、宣戦布告をした。戦争の末期に、日ソ中立条約に違反して日本に戦争を仕掛け、北方領土など日本の領土を奪取した。 8月15日に日本が正式にポツダム宣言を受諾し、天皇は各地の日本軍に戦闘の停止を命令し、それを受け、マ