ファイザーはこのほど、潜在的うつ病に関して実態調査をし、その結果を発表した。調査対象は12歳以上の一般生活者4,000人とし、インターネット上にて調査を行った。 調査の結果、明らかになったのは全体の12%、つまり約8人に1人がうつ病・うつ状態の可能性があることだ。今やうつ病は誰にでも起こりえる疾患と言えるだろう。 調査に用いた「うつ質問票」で、うつ病・うつ状態に該当した486人に対し「医療機関を受診したことがありますか」と質問したところ「受診したことがある」と答えたのは24%にとどまった。こうした結果から、うつ病・うつ状態であっても実際に医療機関を受診する人は少ないことがわかる。 うつ質問票で「該当する」と回答した悩みを解消する為に、医療機関を受診しましたか さらに、うつ病・うつ状態に該当するのに医療機関を受診していない254人に「医療機関を受診していない理由」を尋ねると、「行く必要を感じ