党女性委 学校図書館の充実へ勉強会 本の新陳代謝が進まず利用者減、読書離れへ 企業版ふるさと納税を活用 自治体が蔵書を購入しやすく 公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は6月28日、全国各地をオンラインで結び勉強会を開催。NPO法人「読書の時間」の田口幹人理事長から、学校図書館の整備に向けた課題や対策について聞きました。講演要旨を紹介します。 古屋委員長(左から2人目)らが出席して開かれた党女性委のオンライン勉強会=6月28日 党本部 NPO法人「読書の時間」理事長 田口幹人氏の講演要旨 講演する田口理事長 ■現状・課題 「子どもたちが本と出合える最も身近な場所は、学校図書館である」との考えから、同館を活用した読書推進活動に力を入れています。 その背景には、書店が一つもない「書店ゼロ」の自治体が昨年9月時点で26%に上るなど、本に触れる機会が減り続けていることがあります。また、202