第26回参院選県選挙区は10日の投開票の結果、国民民主党現職の舟山康江氏が自民党新人の大内理加氏=公明党推薦=を振り切り、3度目の当選を果たした。舟山氏の得票率は県全体で48%。大内氏の44%を4ポイント上回った。 県選挙区はほかに、共産党新人の石川渉氏、政治団体「参政党」新人の黒木明氏、NHK党新人の小泉明氏が立候補した。 舟山氏と大内氏の得票状況を衆院県1~3区別で見ると、県1区は大内氏が、県2区と県3区は舟山氏が、それぞれ制した。市町村別では、舟山氏が27市町村で優位に立ち、大内氏は8市町で上回った。 県1区は自民選対委員長の遠藤利明衆院議員の地盤。大内氏は県議時代から山形市を地元としている。得票率は、舟山氏が45%で、市町別では中山町の得票で上回った。大内氏は3市町を制し、47%の支持を集めた。県内最大の有権者がいる山形市は大内氏が47%、舟山氏が45%。 県2区は自民の鈴木憲和衆
山形新幹線つばさは、大雪の影響で福島県境を越えられず、山形駅まで引き返すなど、雪への弱さを露呈した。長時間にわたって車内にとどまった乗客たちは、JR側からの情報提供が不十分なことや、二次交通の費用や宿泊代の負担について不満を募らせ、列車を降りた人たちは一様に疲れ切った様子だった。 先頭で立ち往生した上り156号(14日午後5時12分新庄発)は断続的に停車し、米沢駅でもポイント故障が発生。既に予定より3時間以上遅れた状態で米沢駅を離れ、大沢駅で動けなくなった。14日午後10時ごろには、米沢周辺で上りのつばさ3本が詰まった状態になったが、JR東日本山形支店の担当者は「東京まで走らせますよ」と答えていた。しかし、福島県境の“山越え”はできなかった。「山形新幹線は雪に強く除雪車代わりになるから、遅れながらも安全に行ける」との見通しは外れ、「ここ数日の雪がたまり、限界値に達した」と立ち往生の理由を分
来春に自由席が廃止となる山形新幹線つばさ。案内板の「自由席は―」の表記も見納めとなる見通しだ=山形市・JR山形駅 長く親しまれた山形新幹線つばさの自由席が来春、約30年の歴史にピリオドを打つ。JR東日本仙台支社が16日、会見で明らかにした。「時間を決めずに自由な使い方ができた。残念」「節約したいときに1本遅らせても並んだ」と、始発が出る新庄、山形の両駅利用者からは惜しむ声。一方、繁忙期は、ほとんどの自由席が始発駅で埋まり、恩恵の少なかった置賜地域の利用者からは「予約可能な枠が広がり助かる」などと歓迎する声が上がった。 ◆山形・新庄駅 山形市の無職中村隆一さん(78)は「若いころは出張などの際に自由席を利用していた」と振り返る。現在は予定を先に立てて移動するため、自由席を利用する機会はなくなったが「急な移動には自由席の便利さがあったよね」と話した。 旅行や仕事で新庄駅から東京に向かう際は、ほ
サッカーJ2・モンテディオ山形を応援しようと、チームカラーにちなんだラーメン「青い勝利のモンテラーメン」を、極中華蕎麦「ひろた」山形駅前店(山形市)が作り上げた。3日のホーム戦でお披露目し、関係者は「ファンが増えるきっかけになればいい」と期待を寄せる。 ユーチューブチャンネル「あっちゃんねる TALK TO YAMAGATAN」のPK対決動画がきっかけで、同ラーメン店とモンテディオ山形(天童市)、陶美苑(同市)が企画した。天童市のタレント・ミッチーチェンさんらを中心に、今年8月から準備を進めてきた。 ラーメンは鶏ガラベースの塩味。スープに加えた酵素により鮮やかな青色を出しており、着色料は使っていない。麺には県産ブランド米「つや姫」の米粉をブレンドしている。のりにはディーオをあしらい、黄色に仕上げた煮卵でモンテカラーを演出した。1杯千円。3日は天童市の県総合運動公園内のスタジアム場外飲食売店
21日午前7時45分ごろ、小国町叶水で、クマ1頭を目撃したと、登校中の女子児童が保護者などを通じて小国署に届け出た。 同署によると、高学年の女子が他の児童4人と歩いていた際、道路に人のような姿を見つけてあいさつしたところ、クマだったという。クマは南側の山林に逃げていった。児童たちはいったん自宅に戻り保護者と共に登校した。現場は叶水小中の北西約180メートル。同署は下校時間帯に付近を巡回し、22日の登校時間帯にもパトロールする。町教育委員会によると、同校ではクマの出没を受け、当面の間、保護者による登下校時の送迎を依頼した。 付近では18日にも、草刈りをしていた60代男性がクマを目撃していた。
県産サクランボの予想収量が記録的な低水準となった27日、県内主力産地の園地からは、紅秀峰で壊滅的な被害を受け、佐藤錦では3割減を見込むなど、さらに厳しい窮状を見通す声が聞かれた。スーパーでは予約が打ち切られたところもあり、全国シェア約7割を占める本県果樹のエースの不振は多方面に影響を及ぼしそうだ。 【寒河江】 寒河江市内8カ所でサクランボを生産する佐藤義広さん(64)は、霜の被害が大きい紅秀峰の収量を例年比で9割減と見込み、既に贈答用の注文はストップ。3分の1程度まで減りそうな佐藤錦も常連客のみの対応に限定した。 例年は収量の約3割をJAさがえ西村山へ出荷しているが、今年は贈答用を優先させ、常連客にも注文数を半分ほどに減らしてほしいと求めている。佐藤さんは「毎年楽しみにしている人には申し訳ない」。値上げは行わないといい、「来年またお願いしますと、声掛けをするしかない」と話した。 一方、寒河
県は18日、感染力が高く、重症化リスクが高いとされる変異株「N501Y」の感染者が県内で2人確認されたと発表した。一方、この日の新規感染者は、幼児から80代までの男女8人が判明。内訳は上山市3人、山形、酒田両市2人、庄内町1人。累計は1331人となった。
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