ラスベガス発--Hacker FactorのNeal Krawetz氏が米国時間7月31日、当地で開催のBlack Hatカンファレンスのプレゼンテーションで、画像に施された基本的な処理をデジタル分析で明らかにする方法を紹介した。 分析に利用した具体的な技術を紹介した後、Krawetz氏は、自身が「Dr. Z」の事例と呼んでいる件について話しを移した。このDr. Zとは、al-Qaidaのナンバー2となったAyman al-Zawahiri氏。 利用したのは2006年12月20日にUSA Todayが掲載した画像で、al-Zawahiri氏が大きな旗の前に腰掛けているように見える。旗の下には机が写っており、机の上は小型機関砲が置かれている。記事中においてal-Zawahiri氏は、「無地茶色の背景に立てかけたライフルが同氏の肩越しに見える位置」に座っていると表現されている。 Krawetz