年間50泊の女子に聞く“あえて野宿”の魅力とは? かとうさんの野宿スタイル。最近は寝袋やアウトドアマットを購入する余裕も生まれたため、快適な野宿ライフを送っているそうです。なお、雑誌『野宿野郎』は近々6号の発行が予定されているとか 写真提供/野宿野郎 みなさん、野宿の経験ってございます? 住む家を追われたり、天変地異に巻き込まれたり、といったサバイブ環境はもちろんのこと、漫画喫茶もないような駅で終電を逃したり、人気商品の行列に徹夜で並んだり、というたまに降りかかる“逆境”でも役に立つのが野宿です。 しかし世の中には、そんな状況でもないのに、あえて野宿を楽しんでいる人たちがいます。 「え、子供のころ野宿に憧れませんでした?」と話すのは年間50泊ほど“外泊”されるという、雑誌『野宿野郎』編集長のかとうちあきさん。女子です。 「私が初めて野宿をしたのは高校2年生にあがる春休み。どこかに『