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手紙と創作に関するamanoiwatoのブックマーク (5)

  • 『『若き詩人への手紙』』

    私が若い頃読んで感激したに、 ライナー・マリア・リルケの『若き詩人への手紙』がありました。若き詩人とリルケの間の書簡集で、リルケが詩を書くための指南をしている書簡です。 大分昔に読んだので記憶は定かではありませんが、例えば、 「大作を狙わず、地道にコツコツと木の根の周りを耕すように詩を書きなさい」 とか、 「図書館で偉大な詩人の作品を読みふけったが、読めば読むほど自分の至らなさに絶望して、他の人の作品を一切読まなくなった。そしたら再び詩が書けるようになった」 なんてことが書いてあったような気がします。私はその頃、物理学の博士課程で我武者羅に勉強をしていた頃で、このは私の物理学の指針として大きな影響を与えてくれました。 その中でも、今でも強烈に印象が残っているのは、リルケの恋愛詩についての指南です。曰く、 「恋愛詩は原則として書くな。恋愛詩はどうしても陳腐になってしまう。一生の間にどうし

    『『若き詩人への手紙』』
  • 絵画『東方巡礼 - 5. 若き詩人への手紙』 : 二百十日

    『東方巡礼』より. リルケの『若き詩人への手紙』に題を取った. 『若き詩人への手紙』は、詩人志望の青年フランツ・クサーファ・カプスからの手紙に対する、リルケの誠実すぎるほど誠実な返事をまとめた書簡集である. 若き日のロマン・ロランがトルストイに似たようなことをした話は有名だが、トルストイの誠実(おそろしく長い返事を書き送っている)がロマン・ロランの成長と感謝によって大いに報われたのに比べると、リルケの誠実は無駄になった.訳者後記によると、カプス青年はその後つまらぬ大衆小説の書き手となり、今ではすっかり忘れ去られているようである. この訳者後記について、「大衆小説を書くことのほうが、翻訳よりはよほど独創的な作業のような気がする」と吐き捨てているブログ記事を読んだことがある.大衆文芸を見下すことに些かの疑いも持たない訳者の感覚(「みじめな大衆小説を書いているのを僕はこの眼で見た」と書いている)

    絵画『東方巡礼 - 5. 若き詩人への手紙』 : 二百十日
  • どんなことがあっても、本が好き | 阿部謹也著『読書力をつける』・ライナ-・マリア・リルケ著『若き詩人への手紙/若き女性への手紙』

  • リルケ著 『若き詩人への手紙 若き女性への手紙』(高安国世訳)を読む‏ | GreenFlashブログ-文学と演劇と思索の日々

    リルケというと、学生時代に『マルテの手記』を読んだ記憶がかすかにある。内容などは忘れてしまったが、このオーストリアの詩人の言葉から醸し出される雰囲気のようなものだけは微かに記憶に残っている。たまたま先日古屋でこの書を見つけ、リルケという名前に懐かしさを覚え、手に取ることにした。 リルケはよく手紙を書いたことでも知られているらしく、知人や文学者、出版者、パトロンなどに宛てた膨大な数の手紙が刊行されているとのこと。 今回読んだのは、彼が残した膨大な書簡の中で、詩人志望の青年フランツ・カプスからの手紙に答えて文通の始まった『若き詩人への手紙』、子供との二人暮しを支えるために働きながらリルケの詩を読んでいた女性リーザ・ハイゼとの文通の集成である『若き女性への手紙』の二つが文庫にまとめられたものだ。 特に前者の『若き詩人への手紙』には、詩人を目指している青年へのアドバイス、芸術作品についてのリルケ

    リルケ著 『若き詩人への手紙 若き女性への手紙』(高安国世訳)を読む‏ | GreenFlashブログ-文学と演劇と思索の日々
  • 若き詩人への手紙 - 猛烈な勢いでメモ ダッシュ

    若き詩人への手紙・若き女性への手紙 (新潮文庫) 作者: リルケ,高安国世出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1953/01/22メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 40回この商品を含むブログ (30件) を見る 「若き詩人への手紙」のはじめの方だけを、また少しだけ読んだ。たしか「天使にラブソングを2」だったと記憶してるけど。ウーピー・ゴールドバーグ が歌手になれるかどうかで悩んでいる小生意気な娘に向かってこのを引用し必ず読めといい、ドンと手わたす場面があったのだ。ぼくが読んだのは上に示した文庫の14ページから15ページあたり、 あなたは、ご自分の詩がよいものかどうかとお尋ねなさる。私にお尋ねなさる。前には他の人々にお尋ねになった。あなたは詩を雑誌にお送りになる。他の詩と比較してごらんになる。そして、どこかの編集部があなたの詩を返してきたからといって、自信をぐらつかせられる。では

    若き詩人への手紙 - 猛烈な勢いでメモ ダッシュ
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