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歴史と書籍に関するamanoiwatoのブックマーク (14)

  • 悪の凡庸さについての報告:カンボジアのケース - 梶ピエールのブログ

    きちんとした感想を記すにはインドシナの歴史について知らなさ過ぎるわけですが。 ポル・ポト―ある悪夢の歴史 作者: フィリップショート,山形浩生出版社/メーカー: 白水社発売日: 2008/02メディア: 単行購入: 2人 クリック: 139回この商品を含むブログ (37件) を見る ポル・ポト。誰もがあの忌まわしい悲劇と結びつけてその名前を覚えていながら、彼が一体どんな人物なのか、自信を持って語ることのできる人はほとんどいないだろう。この分厚いを読めばポル・ポトという人物の具体的な像が浮かんでくるかというと、残念ながら必ずしもそうではない。読後も強く印象に残るようなエピソードや言動といったものがこの人物についてはそもそも乏しいからだ。書の大部分は、むしろ複雑極まりない第二次世界大戦後のカンボジア国内の政治状況やインドシナ半島を取り巻く国際情勢の解説などに費やされている。 もちろん、ク

    悪の凡庸さについての報告:カンボジアのケース - 梶ピエールのブログ
    amanoiwato
    amanoiwato 2016/06/13
    『『MONSTER』との一番の違いは、おぞましい悲劇を引き起こしたのがヨハンのような特別な存在=モンスターではなく、徹底して「凡庸な理想主義者たち」であったという点だ』
  • 『ポル・ポト』 | 荒野に向かって、吼えない…

    フィリップ・ショート著 『ポル・ポト  ある悪夢の歴史』 山形浩生の「訳者あとがき」によれば、書は「現時点で最も詳細なポル・ポトの伝記」であり、「今後予想外のクメール・ルージュ文書が発掘されるという等の事件でもない限り、これ以上のものは今後もおそらく出現しないだろう」(p.680)とのことである。 当然ながら「きわめて高い評価」を得ているのだが、主に二つの大きな批判もあるという。 一つは「ポル・ポトやクメール・ルージュが歴史的にも類を見ない蛮行を展開したのか」という謎について、著者はそれを「カンボジアの国民性」に帰していることである。 書に収録されている写真に、1960年代の内戦で、政府軍兵士が共産軍兵士の生首を勲章代わりに持ち帰っているというものがある(苦手な方は注意)。その後クメール・ルージュが行った蛮行も考え合わせると、カンボジア人がとりわけ残虐であるというイメージを抱いてしまう

    amanoiwato
    amanoiwato 2016/06/13
    『彼らの多くを動かしたのは「悪意」ではなかっただろう。ある種の「真面目」さや「善意」を持ち、それでいて現実から目を背け、学ぶことを拒否し、自己正当化と権力を保つために恐怖で人々をコントロールすることを
  • もう、辞めたい・・・。心優しき『戦国の貧乏天皇』 - HONZ

    なかなか刺激的なタイトルだ。 わずか7文字の中に、知的好奇心を刺激してやまない「違和感」が内包されている。 まず「戦国」と「天皇」がうまく結びつかない。日史で習った天皇を思いつくままに挙げてみても、古代であれば神武、推古、聖武、桓武といった有名ドコロがすぐに浮かぶし、中世になると、後に院政を敷いたことで知られる白河、鳥羽といったあたりが思い出される。しかし、その後となると、多くの人にとって耳馴染みがあるのは後醍醐天皇くらいで、建武の新政が崩壊して室町時代に入ってくると、その頃の天皇の名前はほとんど知らないのではないだろうか。 そして「貧乏」と「天皇」も、同じように結びつかない。鎌倉幕府の誕生以降、武家統治の時代が長かったのは事実としても、やはり天皇は一貫して日史の中心にいたはずだ。武家の時代にあっても、たとえば征夷大将軍の任命権限を持っていたのは天皇だ。要するに、武家にとっても天皇の権

    もう、辞めたい・・・。心優しき『戦国の貧乏天皇』 - HONZ
  • 郷土徳島が生んだ英傑 阿波三好家と阿波公方リベンジ【前編】

  • トンデモな「江戸しぐさ」を検証。 - エディターズダイアリー | ジセダイ

    *ジセダイにて連載「続・江戸しぐさの正体」、更新中です。是非、このブログと合わせてご覧ください。 最新回はこちら! 第12回:芝三光の特別講義② 昭和10年代の思い出 こんにちは、広報の築地です。 突然ですが、みなさん「江戸しぐさ」ってご存知でしょうか? お恥ずかしながら、僕自身、このタイトルを弊社から出すまでは、その名称と教育関連の何か、という程度の知識しか持ち合わせておりませんでした。 そのタイトルとは、星海社新書『江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統』。 著者は、歴史研究家、そして偽史・偽書の専門家である原田実氏。 なんというこの物々しいタイトル。 「偽り」ということは、嘘をついている? しかも教育という現場で? そうなのです。まさにこの危機的状況に警鐘を鳴らす一冊なのです。 「江戸しぐさ」とは? さて、「江戸しぐさ」とは? に関しては、現在「江戸しぐさ」普及の中心的役割を担っ

    トンデモな「江戸しぐさ」を検証。 - エディターズダイアリー | ジセダイ
  • 『「科学者の楽園」をつくった男 大河内正敏と理化学研究所』 殿様がつくった夢舞台 - HONZ

    いつまでもヨーロッパの模倣をするということは、甚だ面白からぬことであろうと思いますし、またいかにして日固有の……少なくとも東洋固有の材料もしくは事業を研究し、発明して起こさなかったならば、邦の産物を世界に広く売り広めて世界の富を邦に吸収することは覚束ないと思われるのであります。それゆえに何か新たに有益なる発明研究をしなければならぬと思います。 1913年、100人を超える政治家や財界人たちを前に「国民科学研究所設立について」と題された大演説を行ったのは、酵素研究やアドレナリンの発見などで知られる化学者、高峰譲吉。イギリス、アメリカに留学し、日と欧米との研究能力の差をよく知っていた高峰は、「国民科学研究所設立」の必要性を切実に感じていた。しかし、高峰がこの演説で要求した2,000万円という金額はあまりに大きく、“日主義の父”渋沢栄一の呼びかにもかかわらず、財界人からの反応は芳し

    『「科学者の楽園」をつくった男 大河内正敏と理化学研究所』 殿様がつくった夢舞台 - HONZ
  • 江戸の科学する心『江戸の理系力』 - HONZ

    「日を知るには、明治維新前の科学を見るのがおもしろい。」雪の科学者、中谷宇吉郎が自身のエッセイの中で語っていた。日の科学は、明治以後になって輸入され、模倣されたものが多い。だから中谷宇吉郎は、明治維新前の日の科学を解釈し、独創性ある隠れた科学を堀り起こした。特に江戸時代は、自然科学に目覚め、数学を生活の中に取り入れ、医療も格段に発展した時期でもある。書は、この中谷博士の「日の心」を探求する姿勢を踏襲するものではないだろうか。 「江戸の天文暦学」「江戸の測量術」「江戸の医学」「江戸の数学・和算」「江戸を彩る理系人たち」という5つの章から構成され、天文暦学者・渋川晴海にはじまり、測量家・伊能忠敬、北方調査団・間宮林蔵、医師・華岡青州、和算家・関孝和、草学者・平賀源内など、様々な科学者の経歴や功績を追いかけていく。読みやすさにもこだわり、図版が多数挿入されている点も嬉しいところだ。三

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  • 現代に蘇った「感じの良いヒトラー」が70年前と同じ主張を繰り広げる、興味深くも危険なベストセラー"Er ist wieder da"(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    現代に蘇った「感じの良いヒトラー」が70年前と同じ主張を繰り広げる、興味深くも危険なベストセラー"Er ist wieder da" 私なら、「ヒトラーの復活」と訳すだろうか。原題は"Er ist wieder da"、そのまま英語にすれば、"He is here again"となる。去年出版されて、秋のフランクフルトのブックフェアで話題になり、今年1月、12刷が出た。驚愕のベストセラーだ。 "彼"というのはヒトラーのことで、なぜか2011年の夏に、ベルリン市内のとある空き地で忽然と目を覚ます。頭上には青空。敵機襲来の気配はない。横になったまま考えるが、状況が把握できない。夕べは何をしていただろうか。エファと一緒にソファに座って、そうそう、古いピストルを彼女に見せたっけ。でも、それからが思い出せない・・・。 ようやく起き上がる。総統のユニフォームの埃を払う。ちょっと頭痛がするが、けがもない

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  • The Most Mysterious Manuscript in the World(ヴォイニッチ手稿研究サイト)

    この手稿を解読しようと試みるものは皆、人生の貴重な時間をまったく成果のない調査に費やすことになるであろう。 露助は侵略者です。 露助は未払い賃金払え アエロフロートは預け入れ荷物の泥棒やめろ あなたは回目の訪問者です。(1997年11月より) What is the Voynich Manuscript? (ヴォイニッチ手稿とは何?) ここでは4パートに分け、順を追って詳しい解説をしていきます。 まず初めはVoynich Manuscriptを初めて知る方への短い紹介。 次にもう少し詳しく知りたい方へ、詳しい歴史的背景。解読作業について。このページはリチャードさんのページを許可を頂き翻訳したものです。 そしてVoynich Manuscriptをさらに詳しく知りたい上級者?向けのかなり込み入った話です。ジョン・ディー研究者である坂口さんの全面協力を得て、主にディーとヴォイニッチ手稿の関係に

  • 世界をめちゃくちゃにした、書かれるべきでなかったかもしれない10冊の本

    書物は知識の宝庫であり、いつの時代も人類にインスピレーションを与え続けてきたものですが、時には間違った情報や偏った物の見方を流布したり、戦争や大量殺害、恐怖政治の大義名分に使われることもあります。 影響力のあるというのはすべて、人類に対して良い影響と悪い影響の両面を併せ持つものかもしれませんが、歴史上で強い影響力を持ったの中で、著者の意図するしないにかかわらず読者をあざむくことになった、多くの人の死につながったなど、悪影響の方が大きかったと言わざるを得ない「世界に悪をもたらした」を10冊挙げたリストを紹介します。 必ずしも「読むべきでないのリスト」ではないので、読書好きの人はそのがもたらした結果を念頭に置いて読んでみると興味深いかもしれません。10 Books that Screwed Up The World - Top 10 Lists | Listverse ◆「魔女に

    世界をめちゃくちゃにした、書かれるべきでなかったかもしれない10冊の本
  • アイヌ学の誕生 - 我が九条

    におけるアイヌ学の権威と言えば金田一京助がまず思い浮かぶだろう。金田一によるアイヌ学について少し考えてみたい。 金田一とその弟子に当たる知里幸恵・知里真志保については丸山隆司氏の『〈アイヌ〉学の誕生ー金田一と知里と』(彩流社、2002年)に多くを拠っている。 金田一京助はアイヌ研究に入るきっかけを次のように述べている。 普通に行つてゐたら国語の研究者とでもなつてゐた所だつたらうと思ふ。が国文学に行かず、国史に行かず、国語から滑つてアイヌ語の専攻へ這入つたのは、やはり一には自分の性分からであらうが、又一には不思議な縁が自分を此の方向へたぐつてゐた事が、今に至つてはつきりとたどられる。 夢多き青年時代をわけもなく酔はした「天才」というような語のひびきが、いつしか我々を酔はしめなくなった時、英雄時代の夢から醒めて平凡な全体性、「民衆」といふものの力がより多く我々の注意を惹き我々の心をうつやう

    アイヌ学の誕生 - 我が九条
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