現在日本で代表的なIMのメインウィンドウ(コンタクトリストまたはメンバリスト)の例。左上から順にICQ、AIM、Yahoo!メッセンジャー、MSN Messenger、iChat 「あとの細かいことはメッセンジャーで」「ファイルはIMで送るから」「メールに添付すると上限にひっかかって送れないことがあるんで、メッセで送ってますよ」「夕べはビデオチャットしてたんだ」なんてセリフをきいたことがあるだろうか。すぐに連絡を取りたい、メールを書くほどではないが、軽い会話を楽しみたい。テレビ電話のように顔を見ながら話がしたい。気軽にファイルをやりとりしたい……。そんなことが1つのソフトウェアで可能になる。それが「インスタントメッセンジャー」(以下、IM)と呼ばれるソフトだ。 日本では一部のファンの間で昔から利用され続けているが、ADSLやFTTHなどブロードバンドによる常時接続環境の普及と、大手ポータル