2004年頃に読んだ「エセー」の感想と抜き書きが出てきたので、読み返してみたらダイジェストのようで面白かった。 そのダイジェストをさらに整理して削ってみた。 これから以下の部分を読む人は「10分で読める!『エセー』の世界」のようなつもりで、サラッと読んでいただければ、この本の大まかな雰囲気がつかめると思う。 私は「エセー」を読み終えて以来「何か面白い本はないか」と訊かれる度に、必ず本書を勧めている。 引用部分は全て岩波文庫版(全六巻)から。 エセー〈第1〉 (1965年) (岩波文庫) 作者: モンテーニュ,原二郎 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1965/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る ↓ [85] エセー(一) モンテーニュ 岩波文庫 ¥ 完読 2004/04/03 10:41 去年の夏か秋頃に買ってあった本。 いわゆる古典的名作は、その作品世界に入るための