2015年、亞洲電影節(香港アジアン・フィルム・フェスティバル) での反響を受けて一般公開が決まり、 12月に一館での限定的な上映予定のはずが 爆発的な関心を集め、上映映画館が香港全域に拡大。 公開当初はチケットが手に入らないほどの終日満席状態が続き 口コミも広がりメディアにも多く取り上げられ、 2ヶ月以上公開され続けたインディーズ映画が香港にあります。 香港映画「十年」(Ten Years) 中国共産党に支配された(と思われる)、 自由が失われてしまった10年後の架空の香港。 そこにあるのは、救いのない暗黒の未来と不条理な恐怖。 それは果たして架空の出来事なのか・・・ 【浮瓜】 【冬蟬】 【方言】 【自焚者】 【本地蛋】 「十年」は、5人の若手監督による5話のオムニバス映画です。 この「政治的にとても敏感」な映画は、 ひっそりと小さく上映されたのではなく 香港最大手シネコンUA各館を含む
※今回掲載した写真は全てクリックで拡大します。 御存知のとおり、現在香港では過去最大規模の民主デモが続いています。 間違いなく1997年7月1日の中国返還以降の香港で最も大きな歴史的出来事になると思います。 めまぐるしく激動する社会情勢についていくのが精一杯で、なかなかブログには手が回らない状況だったのですが、香港の子からこのことについて「日本語で簡単にまとめてもらいたい」と依頼されたことをきっかけに、ざっくりと大枠をまとめ、取り急ぎFacebookに投稿しました。その投稿が勢いよく拡散されています。香港に多大な関心を寄せていただき、本当にありがとうございます。ツイッターでもリツイートやファボっていただき、ありがとうございます。 facebook原文はこちら。 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10153217221526562&set=a.1
6月18日の香港は、本当に明るく、面白かった。 こんな香港、本当に久しぶりだった気がします。 6月4日の大規模な天安門事件追悼集会のことを書いた時に (http://blog.livedoor.jp/japanavi/archives/52335124.html) 次の政治的動きは6月17日あたり・・・と書いたとおり、 6月17日から「2017年に予定される香港行政長官普通選挙 に関わる政治改革法案(中国の決定した案)」の審議が始まり、 6月18日に表決がありました。 結果は圧倒的多数の反対票により、否決! 中国中央(全人代 /全国人民代表大会常務委員会)での決定を、 地方議会にあたる香港の議会が否決するという歴史に残る結果 となりました。しかも、ギリギリではなく、「反対の圧勝」で。 香港中に笑いをももたらした表決にまつわる話に入る前に 時間を少しさかのぼります。 香港では、中国の中にあっ
香港最古のテレビ局「ATV亞洲電視」、 地上波放送ライセンスが継続されず 2016年4月1日で閉局の予定。 ( ※中文翻繹版: http://blog.livedoor.jp/japanavi/archives/52327493.html ) 私、今、非常に非常に非常に取り込んでいるのです。 (理由は後日書きます) なので、このニュースについては、 少し落ち着いてからじっくり書こうと思っていました。 ・・・が! ATVの話題はここ数日の香港では連日トップニュースで、 日本語の報道機関でも記事にもなり始めているので、 このまま私が黙ってると、 この件と何か関連があっての沈黙か!と思われたら嫌だから(笑)、 取り急ぎ、更新します。 また、ATVの閉局報道を受けて、番組ファンの方々から 多くのご心配の問い合わせが入っていることに対しても、 とても心苦しく思っています。 2015年4月2日 蘋果日
前回、雨傘革命の本拠地であった金鐘(アドミラリティ)の 占領区強制撤去完了までを書きました。 雨傘廣場から世界へ発信された様々なメッセージや創造力、 紆余曲折の末に雨傘革命に至るまでの香港の民主運動の経緯も 前回紹介しています。 ここをご覧くださっている方でまだ前回分をご覧になってない方、 雨傘アートが点在する金鐘雨傘村の雰囲気をぜひ見てください。 12月18日更新: 「金鐘の雨傘広場」 http://blog.livedoor.jp/japanavi/archives/52314998.html さて、今回は2014年の雨傘革命の中で 「最後の占領区」となった銅鑼灣(コーズウェイベイ)です。 9月末、占領が始まったばかりの頃の銅鑼灣。 10月から12月、エリア縮小後の銅鑼灣占領区。 (そごう前交差点から片側車線のみワンブロック) 色とりどりの折り紙雨傘は銅鑼灣の象徴的アート アットホーム
雨傘革命の全占領区が強制撤去となりました。 始まりから撤去前までの主な出来事は 前回時系列で簡単にまとめたので、 再確認したい方は前回12月8日更新分を 流し読みしてみてください。 12月8日:「戦場のメリークリスマス」 http://blog.livedoor.jp/japanavi/archives/52313826.html 金鐘(アドミラリティ)の夏慤道(ハーコート・ロード) 9月28日から12月11日まで75日間、 「雨傘廣場」は、ここに確かに存在していました。 突然始まった2ヶ月半にも及ぶ共同生活。 恐れることなく巨大な権力に正面から挑み続け、 身体的な負担も精神的な負担も大きく、 テント村での長い集団生活では考え方の違いやすれ違いもあり、 そのストレスも相当なものだった、 ・・・と占領区の中で活動を支えていた友人から聞きました。 さらに立ち位置が曖昧な大人たちや過激派の乱入な
今、金鐘(アドミラリティ)の雨傘廣場で見られる クリスマスツリーやイルミネーションです。 12月3日(水)、 天皇誕生日を祝う在香港日本総領事館主催のレセプションがありました。 例年、外交関係者、メディア関係者、 総領事館に関係する仕事をしている方々、 それから25年以上の長期在住邦人の方々などが招待されます。 総領事館や日本政府観光局、地方自治体の方々をはじめ、 様々な機会にお仕事で御一緒させていただく方々が 一堂に会する素敵な機会です。 私もご招待いただくようになって8年目となりました。 会場は毎年恒例の金鐘アイランド・シャングリラホテル。 ご存知のとおり金鐘は駅の反対側で占領が続いている最中ですが、 香港を含む各国政府要人の方々も御出席される社交パーティーが 例年通り開催されるほど、香港の日常に支障は出ていません。 クリスマスが近づいてきました。 普段からキラキラしている香港の夜景が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く