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2015年7月18日のブックマーク (3件)

  • ミサイルと毛蟹太郎および小説すばる8月号 - 悩みは特にありません。

    2015-07-17 ミサイルと毛蟹太郎および小説すばる8月号 保育園への送迎に自転車を利用しているのですが、後ろに座っているおもちくん(息子)が「前方からミサイルが飛んでくるのをよけながら走る」という設定で走ってほしい旨の要求をしてくるので、めんどくせえなと思いながら毎日見えないミサイルをよけつつ自転車をこいでます。 「素敵なお母さんになりたい」というようなキーワードで検索してくる人がほんとうに多いので、めんどくせえなとか書いてはいけないと思ったんですが、我慢できずに書いてしまいました。ごめんなさい。次回からは息子と一緒に庭で育てたプチトマトべたら夏の太陽の味がしましたみたいなきれいなことを書こうと思います。庭無いけど。プチトマト育ててないけど。 ところで最近「自分のが書店に並んでいるのを見るのはどんな気持ちですか」と訊かれることが多くなりまして、私はたいていは無難に「嬉しいで

    ミサイルと毛蟹太郎および小説すばる8月号 - 悩みは特にありません。
  • もういちど読みたい山田詠美、6選。 - 別館.net.amigo

    山田詠美6選 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち(2013) 最近読んだ。成長した息子が突然死んでしまったら。やっぱりラストがいい。わかい頃に読んでも理解できなかっただろう。 明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち (幻冬舎文庫) ぼくは勉強ができない(1993) ご人に無断でセンター試験に出題された。しかも正答率が低かった。「選択肢の中に正解がない」と言われてしまった。 96年映画化。見てから読んでも、読んでから観てもちょっと違和感が。映像と原作は別物と考えた方が良い。 ぼくは勉強ができない (文春文庫) 作者:山田詠美文藝春秋Amazon トラッシュ(1991) 当時失恋したてだったので、一気に読んだ。いま手にとって、一気に読めるかどうかわからない。長い。 トラッシュ (文春文庫) ベッドタイムアイズ(1985) のちに映画化された。樋口可南子のPVとして、よくできてる。

    もういちど読みたい山田詠美、6選。 - 別館.net.amigo
    amenomorino
    amenomorino 2015/07/18
    "「作家としてのキャリア」が長い方が直木賞"/なるほど、しっくり。
  • ワンカップからこぼれ落ちた恋 - バンビのあくび

    朝方の繁華街はそこらじゅうに夜の蝶が倒れているらしい。 夜の帳が下りてから蝶は水を得た魚のようにひらひらと舞い始める。頬がこけたおっさんや前にお腹の突き出た若社長を名乗る男性、どんな相手にも蝶は鱗粉を撒き散らしながら明日へ続く夢を与え続ける。蝶は自らの身を鰹節を削るかのように薄く薄くそぎ落としていく。 「夢を与える仕事だから。私のことは放っておいて」 蝶は羽根を広げ、優雅に舞いながらそう言った。 * 「だからさ、倒れている蝶に話しかけるわけよ。ここで眠ったら危ないですよって」 ネズミはチーズが入った大きなコッペパンにかじりついた。 「だってね、無防備じゃない?綺麗な蝶が倒れているんだもの。やっぱり誰かが手を差し伸べなくちゃ」 ネズミは小さな口を忙しなく動かしながらパンとチーズを咀嚼している。モシャモシャ音を立ててべるネズミはなんて下品なのかしらとウサギは紅茶をすすりながら思っていた。ネズ

    ワンカップからこぼれ落ちた恋 - バンビのあくび