2014年12月23日に奈良県立万葉文化館にて、額田王の和歌を現代的音楽とともに唄うコンサートが開かれました。このパネルディスカッションは、コンサート第3部として行われ、万葉集の持つ価値と意義について議論されました。日本が世界に誇る文化資産である万葉集の真の価値を再認識し、現代に生かしていくことの重要性を議論しております。パネリストは、同志社大学文学部准教授垣見修司氏と万葉文化館主任研究員井上さやか氏、コーディネーターは同志社大学経済学部教授八木匡氏であります。
日向灘に面する観光名所、宮崎県日南市の鵜戸神宮が、古事記編さん1300年を記念し、来月3、4の両日、古事記にも登場する神宝「潮満珠(しおみつたま)」「潮涸珠(しおふるたま)」を戦後初めて一般公開する。潮の満ち引きを操る玉とされ、本部雅裕宮司(61)は「本殿は過去の津波で大きな被害を受けたことがなく、鵜戸神宮にとって御利益のある大切な玉。ぜひ見に来てほしい」と話す。 「潮満珠」は丸い水晶型、「潮涸珠」は大きさの違う円柱を4段重ねた形で約5〜7センチ。古事記には、初代天皇(神武天皇)の祖父に当たるホオリ(山幸彦)が海の神様ワタツミから授かり、釣り針を巡ってけんかした兄のホデリ(海幸彦)を「潮満珠」でおぼれさせた後、「潮涸珠」で助けてひざまずかせたと書かれている。 鵜戸神宮によると、70年の社務所の火災で記録が焼失し、神宝をいつから保管しているかは不明だが、同神宮の明治9年の「御神宝台帳」に記録
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