2014年03月26日19:37 カテゴリ 「史学は危機」か? 2~3日前に、ある日本史の月刊誌が届きました。巻頭のS氏の論文に、小生の論文が2か所肯定的に引用されていました。素直に嬉しいことですね。 ところで、この雑誌の末尾のところに、何人かの近況や思うところを掲載する短文のコーナーがあります。今月号には、上記のS氏とは別人のSさんのコメントがのっています。 こちらの別人のSさんは、「私は本籍歴史地理学であるが、近年の現住所は、本籍から離れたのではないかと思うこともある。だが史学者とは名のらない。あえて歴史文化論としているが、みなさまの認知をうけていない。その立場から近年の史学者の動向をみると、一字一句にこだわり、発掘の手柄を誇示し、哲学を語る人は、皆無に近い。史学の危機に気づいていない」とコメントしている。なにを言いたいのか、よくわかりませんが。 近年の史学者は、一字一句にこだわり、発