10月11日(晴れ) 10月10日、今野真二『辞書から見た日本語の歴史』(ちくまプリマーブックス)を読み終える。今野さんの本を読んだのは今年、これで実に5冊目である。主として近代における日本語の変化についての議論を展開してきた著者であるが、今回は平安時代から明治時代に至る日本語の様々な辞書を取り上げて、そこからそれぞれの時代の日本語の姿を探ろうとしている。「はじめに」で今野さんは次のように書いている: 辞書は時代を映す鏡といわれることがある。辞書が、その辞書の編集目的に従って集めた日本語は、その辞書が編まれた時期の日本語や日本文化について、さまざまなことを語ってくれる。辞書をよくよく「よむ」ことによって、その辞書が編まれた時期の日本語や日本文化を探り、「作り手」や「使い手」がどのような人であったかを描きだすこと、それが本書の目的だ。(11ページ) 「プリマーブックス」の1冊として刊行される
HOME訃報山田昭全氏、逝去(通夜・2014年10月20日(月)18時〜、告別式・10月21日(火)13時〜、葛飾区・西光寺) 山田昭全氏が、2014年10月7日8時52分に、逝去なさいました。昭和4年(1929)9月5日生まれで、85歳でした。謹んで哀悼の意を表します。 葬儀日程は以下です。 通 夜・10月20日(月)18時〜 告別式・10月21日(火)13時〜 場所は、葛飾区・西光寺です。 〒124-0005 葛飾区宝町2-1-1 西光寺 電話03-3691-0706 http://www.tesshow.jp/katsushika/temple_takara_saiko.shtml 生花は、八木井葬儀社 まで。 葛飾区堀切2-34-2 電話03-3691-4832 FAX03-5698-5444 山田昭全氏の著作集(全8巻)完成目前でした。 ○おうふう・山田昭全著作集 http://
HOMEホームページ紹介第36回角川源義賞、[文学研究部門]は原道生氏『近松浄瑠璃の作劇法』(八木書店、2013.11刊)、[歴史研究部門]は村井章介氏『日本中世境界史論』(岩波書店、2013.3刊)に決定。贈呈式・祝賀会は2014.12.4、ホテルグランドパレスにて。 第36回角川源義賞、 [文学研究部門]は 原道生氏『近松浄瑠璃の作劇法』(八木書店、2013.11刊)、 http://www.books-yagi.co.jp/pub/cgi-bin/newbooks.cgi?cmd=d&kn=20&ks=978-4-8406-9687-6 [歴史研究部門]は 村井章介氏『日本中世境界史論』(岩波書店、2013.3刊) https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/4/0242950.html に決定。 贈呈式・祝賀会は2014.12.4、ホテルグランドパレスに
男色の日本史 なぜ世界有数の同性愛文化が栄えたのか 著者:ゲイリー・P.リュープ 出版社:作品社 ジャンル:社会・時事・政治・行政 男色の日本史―なぜ世界有数の同性愛文化が栄えたのか [著]ゲイリー・P・リュープ あったことは感得できる。けれど、どう説明したらいいのか分からない——ということが、歴史にはよくある。その昔は中世の仏教がそうであった。八百万(やおよろず)の神々を祀(まつ)る朝廷で盛んに法会が催され、僧侶が政治的影響力をもつ。これを1970年ごろ、黒田俊雄は「権門体制論」の中でスパッと説明してみせた。 仏教寺院を一大拠点として隆盛を見た(この点でキリスト教の教会とは異なる)男色(なんしょく)も、まさにそうしたものである。高貴な階層から庶民まで、日本人は男色を好んだ。これは疑いなさそうだ。でも、その理由は? 実態は? そこで本書の出番と相成る。 日本史を専攻するタフツ大学教授による
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く