cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
華麗で繊細な語り口で人気を集め、上方落語の「四天王」と称された最後の1人、落語家の桂春團治さんが、今月9日、心不全などのため大阪市内の病院で亡くなりました。85歳でした。 華麗で繊細な格調高い語り口が特徴で、美しい所作でも観客を魅了してきました。厳選した「はなし」を徹底的に練り上げることでも知られ、「いかけ屋」や「祝いのし」、それに「寄合酒」などの得意の演目は、高い完成度を誇りました。また、去年3月に亡くなった桂米朝さんや、笑福亭松鶴さん、それに先代の桂文枝さんとともに上方落語の「四天王」と称され、戦後、廃れていた落語の復興に力を尽くしました。 さらに、昭和52年から6年余りにわたって上方落語協会の会長を務め後進の指導にも力を注ぎ、こうした功績から平成16年には旭日小綬章を受章しました。 春團治さんは3年前に足のけがで高座に上がれなくなり、自宅で療養していましたが、去年12月に体調を崩して
落語家で人間国宝の桂米朝さんが死去して一夜明けた20日午前、長男で落語家の桂米団治さん、弟子の桂ざこばさんらが、大阪市内で記者会見し、最期の様子などを語った。
上方落語協会(桂文枝会長)は25日、上方落語の定席「天満天神(てんまてんじん)繁昌(はんじょう)亭」(大阪市北区)で活躍した入門25年以下の落語家に贈られる「第9回繁昌亭大賞」の各賞受賞者を発表し、大賞(賞金20万円)には林家花丸さん(49)が選ばれた。 花丸さんは平成3年、林家染丸さんに入門。人情噺から芝居噺まで幅広いレパートリーを誇るほか、年40回は鑑賞する宝塚歌劇ファンとしても知られる。「お客さまに『きょうの花丸は何を演じるのだろう』と楽しみにしていただける落語家を目指して精進したい」と喜んだ。 奨励賞(同10万円)には桂吉坊さん(33)が史上最年少で、創作賞(同5万円)に桂文鹿さん(45)、10年以下に贈られる輝き賞(同5万円)には桂小鯛さん(30)と、露の紫さん(40)がそれぞれ選ばれた。紫さんは同協会が主催する「繁昌亭落語家入門講座」出身者で初の受賞となった。 また、爆笑賞(同
「これぐらいの丼鉢の中へ、炊きたてのまだ充分うめてない熱いご飯を放り込む。その上へ玉子を5、6個ポンポーンと割って、白身はどけて黄身だけ上へ乗せる。鯛の一番身のええところをぶつ切りにして上へ乗せる。浅草海苔の上等を火に焙って、ようもんで振りかける。山葵を下ろしてすり込んで、濃口の醤油をぱっとかけて、ガサガサガサーッとかき回して、8杯食う」 「饅頭こわい」の好きなものの尋ね合いの中で、一人の男が言う台詞です。美味そうやないですか。昔からやってみたかったんです。 しかし私の「饅頭こわい」はやたら長くて評判が悪いので、前半の好きなものの尋ね合いをカットして、こわいものの尋ね合いだけをやる癖がついてしまいました。つまり「これぐらいの丼鉢」はやらなくなってしまったのです。 この間、米朝全集「饅頭こわい」の原稿チェックをしていて、半ば忘れかけていたこの食べたいという欲望が、むらむらっと蘇ってきました。
2013-12-02 「君は桂枝雀を知っているか」の感想 落語 BS朝日 - 君は『桂枝雀』を知っているか!? ~伝説の天才落語家の真実~ BS の番組なので、わざわざ実家で録画してもらい、それをDVD に焼いたのを送ってもらい、きょう観た。 今年の十月頭に亡くなった朝日放送プロデューサー、市川寿憲さん*1の遺作とのこと。いやあ、本当によかった。 知らないこと、というのはあまりなかったが、それでも枝雀の映像をいくつも観ることができた。特にハプニングシーンはたのしかった。『宿屋仇』で、見台を壊してしまうところ(ニコ動に動画あり)や、『上燗屋』口演中に舞台下手に向かって残り時間を尋ねたり、『道具屋』で話の筋を忘れて、これまた下手に「次、なんだっけ?」と大声で尋ねたり、でも、枝雀に関していえば、お客さんはそういう枝雀が大好きだったと思う。むしろ、枝雀のハプニングを見ることができた、幸せと思え
【篠塚健一】上方落語の定席「天満天神繁昌(はんじょう)亭」(大阪市)からスターを育てるための第8回繁昌亭大賞に26日、笑福亭生喬(せいきょう)さん(45)が選ばれた。入門25年以下を対象に、繁昌亭支配人やマスコミ関係者ら9人の選考委員会で決めた。 奨励賞は林家染弥さん(39)、爆笑賞は笑福亭右喬さん(39)、創作賞は桂三扇さん(43)、輝き賞は桂二乗さん(35)。7月に亡くなった笑福亭松喬(しょきょう)さんの3番弟子である生喬さんは「松喬に恥じないことを続けていきたい」と話した。来年1月20日に繁昌亭で受賞記念落語会がある。 会見で、桂文枝・上方落語協会会長は「次世代の育成が急務だと思っています。一生懸命がんばってほしい。できる限りの応援をしたい」と励ました。
落語家、笑福亭鉄瓶(35)が初の冠番組をスタートさせることが19日、わかった。道頓堀角座初の独演会開催も決定。今年、なにわ芸術祭の新進落語家競演会で新人賞に輝いた“鶴瓶の12番弟子”がノリノリだ。 【写真で見る】9月公開映画の声優発表会見に出席した鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉 番組は24日開始のABCラジオ「笑福亭鉄瓶のMusic Smile」(土曜後1・15)でプロ野球中継を挟まない日だと最長5時間超に。音楽好きだけに「DJのような知識を出しつつ芸人の部分を出していく。はよしゃべりたい」と笑顔。師匠の鶴瓶(61)も「良かったな。長時間1人ですごいな」と喜んでくれたという。 独演会は10月14日に開催。松竹芸能の先輩方を抜いて独演会一番ノリに「たまたまですが、縁を感じる。成功するよう、きっちりやりたい」と腕をぶしていた。
「昭和元禄落語心中」で知られる雲田はるこが、9月28日に京都国際マンガミュージアムにて開催される「第5回 京都まん我倶楽部」にネット生中継で出演する。 「京都まん我倶楽部」は、桂米朝一門の若手・桂まん我の落語を聞く会。桂は「野ざらし」「応拳の幽霊」などの演目を披露する予定だ。雲田は仕事場からネットを通じて出演する。雲田と桂が繰り広げる落語トークをファンはお楽しみに。前売り券はチケットぴあ、もしくは京都国際マンガミュージアムにて販売中。 第5回 京都まん我倶楽部 日時:2013年9月28日(土)14:30開場、15:00開演 会場:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール 料金:前売2500円、当日3000円 定員:200名
桂文枝ら600人が悼む…笑福亭松喬さん通夜 Tweet 桂きん枝(右)とともに斎場を出る桂文枝 先月30日に肝臓がんで亡くなった落語家・笑福亭松喬(しょうふくてい・しょきょう=本名・高田敏信)さん(享年62歳)の通夜が、大阪・阿倍野区の斎場で営まれた。上方落語協会の桂文枝会長(70)、兄弟子の笑福亭仁鶴(76)ら約600人が参列。上方落語界屈指の本格派と称された故人を悼んだ。 松喬さんは今年1月に住吉大社で古典落語「住吉参り」を奉納したが、これは文枝が闘病中の松喬さんを励ますために託したもの。祭壇にはその台本が飾られており、文枝は「負担になるかと思ったんですけど『落語をやると病気を忘れる』と話していたもんですから。(台本には)いろいろ書き込んであってね…」と声を詰まらせた。 戒名は「笑福院信道松喬居士(しょうふくいんしんどうしょきょうこじ)」。同期入門の桂文珍(64)も「面白くて、工夫があ
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末期がんと闘病しながら高座に上がり続けた上方落語の実力派で知られる笑福亭松喬(しょうふくてい・しょきょう、本名・高田敏信=たかだ・としのぶ)さんが30日、肝臓がんのため大阪市内の病院で死去した。62歳。通夜は8月1日午後6時、葬儀は2日午後1時、大阪市阿倍野区阿倍野筋4の19の115のやすらぎ天空館で。喪主は長男、健太(けんた)さん。 兵庫県小野市出身。昭和44年、6代目笑福亭松鶴に入門し、鶴(かく)三(ざ)を名乗る。古典落語の名手として頭角を現し、松鶴死去後の62年に6代目松喬を襲名。「らくだ」「帯(おび)久(きゅう)」「天王寺詣り」をはじめレパートリーは幅広く、昭和58年に上方お笑い大賞銀賞、平成19年には「百年目」で文化庁芸術祭大賞を受賞している。 平成23年12月、公演を終えた後、体調不良を訴え、検査したところ、末期の肝臓がんと診断。抗がん剤や放射線治療を続けていた。 昨年4月には
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