せいぜい自民党本部でやるべき極めて私的な小泉進次郎議員と滝川クリステル氏の結婚報告なるものを、行政機関たる首相官邸において執り行われた越権行為に対して非常に違和感を覚える。自民党は「党は国家なり」とでも思っているのだろうか。そして、その点を指摘もせず祝意を表するメディアの劣化。
これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 一昨日の『しんぶん赤旗』10月9日付をご覧になった方は驚かれたことと思います。一面の真ん中に私の顔写真が出ていたからです。 悪いことをして手配写真が載ったわけではありません。「白紙領収書」問題についてコメントしたからです。 そのコメントは、以下のようなものでした。「政権腐敗 原理までねじ曲げ」という見出しがついています。 高市早苗総務相は「法律上の問題は生じない」などと答弁しましたが、一般の人が同じ方法で脱税などをして、「国会議員もやっている」といったらどうするのか。高市氏は自ら「 白紙領収書」を使っったことを指摘されて開き直っていますが、警察が人のものを盗んで“泥棒にならない”というようなもの。政治資金の所管閣僚としての資格はありません。 一つの政治勢力が巨大な力を持つと、
赤旗まつり恒例の不破哲三社会科学研究所所長の「科学の目」講座(3日)の今回のテーマは「『科学の目』で『日本の戦争』を考える」。開会2時間前から並んだ人らで、用意した1500席が開場早々に満席、第2会場まで人があふれ、参加者は不破氏の話に真剣に聞き入りました。 不破氏は最初に「来年は第2次世界大戦の終結70周年。この日を日本国民がどういう立場で迎えるか、世界が注目しています」と語り、「『靖国史観』の信奉者が政府を乗っ取っている今日、日本の戦争の実態を事実に基づいて科学的につかむことは、日本の前途を左右する根本問題です」と述べ、本題に入りました。 侵略の事実 公文書が証明 「歴代の自民党政権は『戦争の性格は歴史家が決める』で逃げてきました。しかし、日本の戦争の性格の判定は簡単明瞭。武力で領土拡大をはかるのが侵略戦争です。その尺度で見たらどうでしょうか」 不破氏はこう述べ、1931年から45年ま
日本共産党の志位和夫委員長は7日、新報道2001(フジテレビ系)とNHK参院選特集に出演し、各党党首と参院選の争点について討論しました。経済政策、原発、外交、憲法とどの問題でも志位氏の追及に安倍晋三首相が言い訳に回る場面が多く、「自共対決」が鮮明となりました。(志位委員長の発言 NHK・フジテレビ) 経済政策 新報道2001で「自民党、アベノミクスと対決姿勢を強くしている」と紹介された志位氏。安倍首相が「60万人雇用増」を強調したのに対し、「増えたのは非正規が116万、正社員は47万減っている。正社員から非正規への大規模な置き換えがすすんでいる」と指摘しました。 NHKでは、経済政策をめぐって志位氏が「消費税大増税と雇用のルール破壊のアベノミクスに反対し、国民の所得を増やして景気回復を図る政治へ転換する。大企業の内部留保を活用して賃上げを図る」と表明しました。 安倍氏は「志位さんから企業の
日本共産党の志位和夫委員長は5日、遊説先の札幌市で記者会見し、自民党が、終盤国会の運営についての報道が気に入らないとの理由でTBSの幹部取材を今後、拒否する方針を打ち出したことについて「(自民党は)言論で反論すべきであり、まともな政党のすることではない」と批判しました。 志位氏は、「国会運営にかんしてTBSの報道が気にいらなければ、言論によって反論したらいい」と指摘。「問答無用な取材拒否はまともな政党がとるべき態度でないし、ましてや権力をもっている政権与党がとるべき態度ではない」とのべました。 志位氏はさらに、自民党は「(何かあれば)『自分たちはこうです』といえばいい。それが民主主義社会のあたりまえの姿です。気に食わない報道がされたら取材拒否するというやり方は権力的、抑圧的な態度です。私たちは、そういう態度をとるべきでないと思います」と語りました。
自民党の安倍晋三総裁は9日、東京都内の遊説で、「3年前自民党は政権を失った。この深刻な反省からスタートした。もう一度結党の理念を見つめ直し、そして政策を鍛えあげた」と、これまでの遊説と同じフレーズで切り出しました。自民党はどう生まれ変わったのか。 「保守政党」 政権を失った自民党は2010年1月の党大会で、党立て直しの出発点として新綱領を作りました。新綱領は政策の基本点の第一に「新憲法の改正」をすえて改憲政党の性格を鮮明にしました。福祉政策面では「自助自立する個人を尊重」として、公的な責任を投げ捨て個人責任を基本とする立場を明確にしました。「伝統」と「家族、地域社会、国への帰属意識」などを強調し、復古主義、国家主義の政党に生まれ変わるとしました。一方、「民主主義」という言葉を消してしまいました。また、結党時に掲げた「国民政党」の看板も「保守政党」と塗り替えました。 安倍総裁を筆頭にした自民
「米国内の知日派は、安倍晋三(58)自民党総裁が一貫して日米関係を重視してきたことに対する期待よりも、タカ派的外交政策を強化することへの不安が大きい」 日本国内の保守右派の声を代弁する読売新聞は27日、安倍総裁の外交安保政策と関連して、「米政府は、日韓、日中関係の悪化で東アジア情勢が不安定になることを強く憂慮している」とし、このように報じた。 自民党総裁選で安倍氏が予想を覆して勝利し、首相に返り咲く可能性が高まると、日本の報道機関や政界では、アジア周辺国との関係悪化が「破綻」に突き進み得るという憂慮の声が相次いでいる。安倍総裁が選挙の時に発した言葉が実際に政策に移されれば、韓国や中国との関係が深刻化する恐れがあるという憂慮が、日本国内の左右から出ている。 自民党内の影の実力者である加藤紘一元幹事長は26日、「日中関係は最も重要な問題だ。これ以上悪化させないよう慎重に発言することを望む」と安
「もっともやる気の出ない代表選」といわれる民主党代表選と、マスメディアが“お祭り騒ぎ”する自民党総裁選の「ダブル党首選」。一方で、国民のたたかいは各分野でかつてない盛り上がりをみせています。それらを通じてみえる政治の本当の景色は―。 ◆……◆ じりじりと太陽が照りつけた沖縄・宜野湾市の海浜公園。米軍垂直離着陸機オスプレイ配備反対の県民大会(9日)は、10万1千人が集まり、過去最大規模となりました。シンボルカラーの赤いシャツ姿で会場を回っていた日本共産党の志位和夫委員長、赤嶺政賢、笠井亮両衆院議員の姿がありました。 13日、政府、米大使館、各党に要請にきた県民大会代表団の報告集会で、喜納(きな)昌春(まさはる)県議会議長はこう報告しました。 「共産党は、とくに、志位委員長が(大会)前日からきて、実行委員会を含め激励をいただいた。そういう粘り強い一貫した運動を展開している政党ですから、連携を強
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く