留学先の米国から韓国に入国していた内閣府の男性職員=当時(30)=が1月、北九州市沖でゴムボートとともに遺体で見つかった問題で第7管区海上保安本部(北九州)は2日、遭難による溺死で事件性はなく、捜査を終結したと発表した。7管は「自らの意思で、韓国からボートで日本への渡航を試みた」と結論付けた。 また、ソウル市内のホテルに預けた荷物にあった男性のノートパソコンを調べたところ、日本国内の特定の場所を訪れようとしていたことも分かったが、訪問予定先や訪問の目的は「個人的理由」として明かさなかった。 7管などによると、男性は昨年7月に米国の大学院に留学。今年1月3日、セミナー参加を理由に韓国へ入国し、同月18日、北九州市沖で漂流するゴムボート内で見つかった。司法解剖の結果、死因は溺死で薬物などは検出されなかった。
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