不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ユーザー中心のデザインだとか、社会に利益を生みだすためのものづくりということを考えると、現在のグローバルな企業の在り方というのはどうも百害あって一利なしなのではないかと思えます。巨大すぎる図体を支えるために生み出される、どうでもいい商品や商品そのもののバリエーションのなさや無難さは、果たして市場を活性化させているのかと疑問を感じるのです。それは企業そのものが生き残るための市場の活性を自ら妨げているのではないかとさえ思えるほどです。 組織の創造性という面から考えても、組織そのものの存続自体が多様な創造性が発揮されることの妨げになっているのではないでしょうか。年配の社員が若い人間の力を伸ばすことができないどころか、その邪魔になっていることも多いように感じます。人を活かせなければ