スウェーデンの学校が崩壊の危機に立っている。国の教育制度が前例のない批判の嵐を受けている。国際的な比較においても、スウェーデン生徒の学力の低下は著しい。 3月の終わりに、「学校の運営と管理責任を地方自治体から国家管理へ戻すことを要求する請願書」が提出され、それに続いて全国紙ダーゲンス・ニーへテルが「教員の月給を1万クローナ(約15万円)引き上げよ」と題する記事を掲載した。この記事は4月21日現在、9000人近くがフェイスブックの「いいね!」で共有している*1。 これらをきっかけに、4月以降、学校制度に対する疑問と批判が噴出している。 と言っても、学校の問題は今急に始まったわけではない。以前にも書いたが、まず教師の離職率が高い。筆者が勤めるヨーテボリの高校でも、校長をはじめ頻繁に先生が代わるので、私自身、半数かそれ以上の先生はもう名前すら分からない。というより、覚える気力を失った。 校長です
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ヒップホップ、資格で自信を 28日、仙台で指導者向け検定 中学1、2年生の保健体育で必ず学ぶようになった「ダンス」の中でも、特に生徒の人気が高いという「ヒップホップダンス」の指導者資格取得検定が28日、仙台市宮城野区の仙台育英高宮城野校舎で行われる。東京以外で検定試験が実施されるのは仙台が初めて。 ダンスの授業は2012年度に必修化され、「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」から教師が一つ以上選んで教える。ヒップホップダンスは「現代的」に含まれる。人気と裏腹に、ステップや体の使い方を実演して指導できる教師は限られるとされる。 検定は厚生労働省認可の財団法人職業技能振興会(東京)が主催する。公的資格「ヒップホップダンス基本技能指導士」の取得検定で、振興会の委託を受けたワールドリズムダンス技能協会(同)が運営する。 試験は筆記と実技の2部構成。筆記では指導者に求められ
今週のコラムニスト:マイケル・プロンコ [4月16日号掲載] 先月、帰りの成田エクスプレスの車内から10日ぶりに東京の街を眺めて、私は思った。「東京はきっと世界一見苦しい街だ!」と。ほかの世界都市から戻ってくるたびに、そうした都市と比べて東京は野蛮で無節操で味気ない感じがする。 今回はローマから戻ったのだが、何も東京がいきなりローマみたいな街になって、完璧な町並みに噴水やカフェテラスがあるなんて期待していたわけじゃない。それでもごちゃ混ぜに立っているビルを見たら、座席に身を沈めて、東京がルネサンス期に大理石で造られていたら、などと想像してしまった。時差ボケでぼんやりしたまま、東京にもミケランジェロのような人物がいたらよかったのにと考えた。 例えば東京には街を一望できる場所がない。ローマのような立派な広場もなければ、パリのようなロマンチックな橋もない。ニューヨークやロンドンでは、周囲を見回し
ベンチャーキャピタルのB Dash Venturesは4月22日から23日にかけて、福岡にて招待制イベント「B Dash Camp 2013 Spring in Fukuoka」を開催している。国内外約350人の起業家、投資家が集まる会場で最初のセッションに登壇したのは、LINE 代表取締役社長の森川亮氏だ。 LINEでは、LINEのほか、検索や各種サービスを提供するNAVER、ポータルサイトのliverdoorの3つの事業を展開している。LINEのユーザーは現在日本で4500万人、タイで1700万人、台湾で1500万人、スペインでも1000万人となっている。「地域によって異なるが、日本以外でも伸びている。世界のインフラになりたいというのが僕らのビジョンだ」(森川氏) 4月に公開されたばかりの電子書籍サービス「LINEマンガ」も好調。日本のみのサービス展開だが、「ある程度の規模で伸びてきて
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