なぜか世間では海外で働く日本人をエリートで頭の良い人達だと思っている人間がいるようだ。外資企業で働いている人が本社である海外に出るのならまだしも、日本企業の中でも海外支社で働くことがステータスだと思っている人たちがいて哀れに思う。 日本企業に勤めているにも関わらずで海外で働くことなど、結局のところ日本の会社では役に立たないから海外に飛ばされているわけだし、日本人なのに外資の企業で働くことは私はかわいそうに思える。外国人かぶれで外国人に囲まれた生活に憧れているのならまだしも、何が悲しくて自ら望んで外資で働くのだろうか。 私は外資では働いたことはないが、アメリカの企業を買収した経験と、その交渉のためにカリフォルニアとラスベガスに半年間住んだ事がある。だがもうそれはうんざりであるし、その経験を通しても海外で働くことの馬鹿さ加減を経験した。 さあ、海外で働こう 作者: 白藤香出版社/メーカー: 総