携帯電話の全世界マーケットにおける日本メーカーのシェアは「その他」に入れられてしまうほど低く、海外の調査会社によるマーケットシェアの結果に、単独メーカーの数字が出てくることもここ数年は無くなってしまった。SonyEricssonが世界シェア4位の座を得ているが、同社は純然たる日本メーカーではなくヨーロッパのEricssonとの合弁企業であるため「日本メーカーが4位に入っている」とは考えにくいだろう。 それではなぜ日本メーカーが海外でシェアを伸ばせないのだろうか? 単純に「海外市場は日本と違う」「日本の端末は海外では受け入れられない」と片付けてしまうのは早計だ。実際に世界シェアトップのNokiaの端末は、なぜ多くの国で売れているのか? 6月18日にシンガポールで開催されたNokiaのプライベートイベント「Nokia Connection 2007」にて興味深い講演が行われたので紹介しよう。
![【世界のモバイル】売れる海外ケータイの秘密!ユーザーニーズに対応できない日本 - ライブドアニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/058b8c9d0f1b06ab8a6247d6240b0b3bbcf22a6c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.news.livedoor.com%2Fnewsimage%2Fe%2Fc%2Fe7a96cdb618c2af09e10f61bc043dd03.jpg)