「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ 「キャ~もうすぐ閉門だ~」と、16時半の閉門時刻まであとわずか…目の前に目的の「金沢城」の「鼠多門」が見えてきました。 「靴を投げたら、門に入ったことになるかな?」と、縁切寺のようなことを言うミモロ。それより速く走ることに集中して~。 「う~間に合ったみたい~」と受付に向かい、無事に係の方に入場を許されました。 この「鼠多門」は、「金沢城」の西側に位置する門で、木製の鼠多門橋により接続され、城内への出入り口として機能していました。 門の外壁は、白漆喰塗りで、下部の腰壁はなまこ壁ですが、目地の白い部分を黒漆喰で仕上げているのが、他の門にはない特徴なのだそう。 創建は、江戸前期で、その後、修理を施しながら明治までその姿を留めていました。明治10年に老朽化のため、橋は撤去。門も