米、気球打ち上げ時から追跡 本土上空到達は想定外―報道 2023年02月15日20時35分 中国の偵察気球の残骸回収作業=5日、米南部サウスカロライナ州沖(米海軍提供)(AFP時事) 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は14日、米軍が撃墜した中国の偵察気球について、海南島で打ち上げられた時から米軍と米情報機関が追跡していたと報じた。気球は太平洋の米軍基地偵察が目的だった可能性が高いが、天候の影響で予期せぬ形でコースを外れ、米本土上空に到達したとみられるという。 中国、日本の推定に「断固反対」 領空飛行の物体 偵察気球を巡り、米中の対立は一段と激化している。気球が米本土を横断し、米国内の警戒が強まった背景に、部分的には中国の誤算があった可能性が浮上した。 報道によると、中国人民解放軍は米軍基地を偵察するため、これまでも米領グアムやハワイ上空に気球を飛ばしてきた。今回の気球も打
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