遺骨収集の前後、国吉勇さんの戦争資料館に訪れた。50年間以上かけて国吉さんが収集した遺留品は数万点を超える。その一部は県内様々な施設に寄付され展示されている。遺骨収集を続けてこられた国吉さんは同時に現場で多くの遺留品を発見。それらの多くを運びおろし1つ1つを丁寧に洗い錆び止めを塗るなど徹底的に管理されている。国吉さんは 国吉さんの戦争資料館 「所有者の分かったものは遺族に届けたりもしたが大半は分からない。身元が分からないものに関して多くが埋められてきたけれど、遺留品を多くの人々に見てほしい」と。 「西田」と名前の書かれた水筒を手にする国吉さん 手榴弾と薬品のビン 軍刀が並ぶ 弾丸が貫通したコッヘル 壕の中で発見された眼鏡の山 火炎放射器によって変形したお茶碗に人骨がくっついていた 火炎放射器で焼かれたピストル 熱によって変形した試験管 11月、12月と国吉さんの戦争資料館に訪れましたが、そ