変異パターンは3種類 新型コロナウイルス―ワクチン開発に応用期待・英大学 2020年04月09日21時57分 国際データベースに登録された160例の新型コロナウイルスの全遺伝情報(ゲノム)を解析したところ、変異パターンが3種類に大別されることが分かったと英ケンブリッジ大などの研究チームが9日発表した。論文が米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。 「アビガン」200万人分増産支援 児童手当1万円上乗せへ―コロナ緊急経済対策 変異パターンが病状や感染力に関与していれば、最適な治療法を探ったり、ワクチンを開発したりする上で役立つ可能性があるという。 新型コロナウイルスはもともとコウモリが宿主とみられる。ウイルスのリボ核酸(RNA)の塩基配列について、変異パターンをABCの3種類に大別すると、中国のコウモリに近いAは中国や日本の感染者でも見つかったが、米国やオーストラリアの感染者が多かった。 A