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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/joyce (3)

  • 「友人を失う」という悪癖が首相辞任ジョンソンの本質

    <近しい同僚たちがこぞって反旗を翻し、辞任に追い込まれたジョンソン英首相。エネルギッシュで一見、人を引き付ける力にあふれているようだが、親しくなるほどに人が離れていく傾向がある> 若者にも伝えたい僕の人生最大の教訓の1つは、長年の友人に恵まれていなそうな人は警戒すべき、というものだ。僕自身は19歳頃にこれを悟った。実のところ僕は、疑いの目を向け始めたある身近な人物について他の友人と話し合ううちに、だんだんとこの洞察を導き出していった。 なぜ彼は高校時代からの友達が1人もいないのだろうと、僕と友人はいぶかしんだ。なぜ彼は半年前に知り合ったばかりの人々を「親友」と吹聴するのか。なぜ彼が「いい友達」と話す人々は彼の周囲からすぐに離れていくのか。 人々が時とともに彼の質を見抜くか、あるいは彼が長年の友情を大事にしないのか、またはその両方なのだろうと、僕たちは結論付けた。いずれにしろ、僕たちはこれ

    「友人を失う」という悪癖が首相辞任ジョンソンの本質
    dazed
    dazed 2022/07/21
    “僕もマレーとは知り合いだから(僕もオックスフォード大学で古典を学んだ)、彼が元教え子ジョンソンに古代ローマ式の「絶交宣言」を送ったという話は笑えた。マレーはさらに彼を「道化者で怠け者」と言った”
  • 「ブレグジット後悔」論のまやかし

    <ブレグジットの国民投票以降、「EU離脱に投票して後悔している人がいる」という議論があるが、実際には結果を覆そうという動きには至っていない。反対に「残留」の結果が出ていたら、後悔する人はまったくいないのだろうか> イギリスのEU離脱(ブレグジット)の是非を問う国民投票で衝撃の結果が出てからというもの、イギリス国民の民主的な意思表明をくじこうとするような議論が多数持ち上がっている。それらはあまりにばかげているから、僕はいちいち反応したくもないくらいだ。「投票のやり直しを求めるオンライン請願書に多くの署名が集まっている」「投票はあくまで意見を問うものであり、法的拘束力はない!」「若者の大半は残留に投票しており、彼らは今後長きにわたって影響を受けるだけに若者の票に2倍の価値を持たせるべきだ」......。 もちろん、僕たちが何カ月にもわたって残留派・離脱派双方の言い分を聞き、決意を固め、高い投票

    「ブレグジット後悔」論のまやかし
  • 「イギリス人は階級が9割」......じゃない!

    僕は気でニールのことを心配している。トニーのような情熱がほしい。チャールズにはがっかりさせられる。ニックの成功は感心するけれど、いちばん喜べるのはポールのことだ。ジョンは思っていた以上に好きになったけど、ブルースにはイライラする。もっとも、ブルースだって10年前に会っていたら誰より気に入ったかもしれない。なぜだかわからないけど、「女の子たち」にはあんまり感情移入しない。とりわけスージーには。 何のことか説明しなければ。僕はいま、10年以上気になりながらずっとできずにいたことを実行している真っ最中。『UP』というドキュメンタリーシリーズをぶっ続けで見ているのだ。僕的にはこれはおそらく、史上最高傑作のドキュメンタリー番組の1つ。14人のイギリス人の人生を、何十年もかけて追ったシリーズだ。 初放送は1964年。主演者全員が7歳だった。以来、7年ごとに『7UP』『14UP』というタイトルで彼らの

    「イギリス人は階級が9割」......じゃない!
    dazed
    dazed 2015/08/11
    14人のイギリス人を7歳から56歳まで追跡取材しているUPというドキュメンタリー番組があるらしい。再編集して映画化してほしい。
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