クリミア橋爆発で8人拘束 首謀者は「ウクライナ情報機関」―ロシア当局 2022年10月12日20時11分配信 ウクライナ国防省情報総局のブダノフ長官=9月22日、キーウ(キエフ)(EPA時事) ロシア連邦保安局(FSB)は12日、ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土を結ぶ橋で8日にトラックが爆発した事件に関与したとして、ロシア国籍の5人、ウクライナとアルメニア国籍の3人の計8人を拘束したと明らかにした。爆発物は貨物に偽装され、ウクライナ南部オデッサ、ブルガリア、ジョージア(グルジア)、アルメニアを経由して運ばれたと説明している。 FSBは「ウクライナ国防省情報総局のブダノフ長官」を首謀者だと名指しした。情報総局はロシアのプーチン政権が爆発事件を事前に準備していたと主張。事件について、ウクライナ側の民間施設に大規模攻撃を加える理由づくりのためのロシアによる「自作自演」だったという説を唱えて