非公開情報であることを理由に匿名で話した関係者によれば、「アップルウオッチ」のソフトウエア担当幹部で、自動運転車プロジェクトの統括役に新たに起用されたケビン・リンチ氏の下、エンジニアらは現在、後者のアプローチに重点を置いている。 ブルームバーグ・ニュースの報道を受け、アップルの株価は18日の取引で一時3.4%上昇。9月7日以来の取引時間中の最高値更新となった。終値は2.9%高でこれに基づく時価総額は約2兆5900億ドル(約296兆円)と、マイクロソフトを抜いて世界首位の座を奪還した。 アップルは自動運転車を4年後に発売することを社内目標としている。一部エンジニアが今年の早い段階で計画していた5-7年後という時間軸から前倒しされた。ただ時期については流動的で、2025年という目標の達成は自動運転システムを完成させられるかどうかにかかっている。それまでに自動運転を完成させるのは野心的な取り組み