デヴィッド・ボウイは、自身の69歳の誕生日で最後のスタジオアルバム『★(ブラックスター)』の発売日から2日後の1月10日に亡くなっている。亡くなる前の18ヶ月の間、ガンのため闘病生活を送っていた。 ケイト・ブッシュは、『ガーディアン』紙にデヴィッド・ボウイについて、「すべてを持ち合わせた」唯一の才能だった人だと語っている。 「彼は知的で、想像力にあふれ、勇敢で、カリスマ性があり、カッコよく、セクシーで、ビジュアルでも音楽でも非常に刺激的な人だった。彼は驚くほど素晴らしい作品を創作し、どれも本当に素晴らしかった。今も素晴らしいアーティストがいて、素晴らしい作品を作っているけれど、彼ほどの功績を残した人がいるかしら? そんな人はいないわ」と語っている。 「そして今、イギリス中が悲嘆にくれ、ショックを受け、喪に服しているのをみて感銘を受けているわ。ショックよね。なぜなら永遠に不滅だと思っていた人
セイント・ヴィンセントは次のように語っている。「『スケアリー・モンスターズ』に収録されている“It’s No Game (Part 1)”は私のお気に入り。深く親しみが持てて、それでいて陰のある曲を作る彼の才能を良く示していると思う。ロバート・フリップの、一筋縄ではいかないようなギターも大好き。気持ち悪いけど、大好きなのよね」 39位 “Wild Is The Wind”(1976) デヴィッド・ボウイはアルバム『ピンナップス』の中で、自分がひいきにしている前世代のバンドの楽曲をカヴァーし、彼らへの敬意を表している。その3年後に発表された“Wild Is The Wind”は元々、ジョニー・マティスとニーナ・シモンによって歌われていた曲だ。『ピンナップス』は、『ジギー・スターダスト』のイメージとの決別をした作品であった。デヴィッド・ボウイの手にかかれば、この魅力的で繊細な楽曲は1本の枝に絡
デヴィッド・ボウイが『★(ブラックスター)』の後にもう1一枚アルバムをリリースする計画を立てていたことをプロデューサーのトニー・ヴィスコンティが明らかにしている。 『★(ブラックスター)』は、デヴィッド・ボウイが亡くなる2日前にリリースされ、アルバムを通して「死」や「天国」という歌詞がちりばめられていたことから「フェアウェル・アルバム(お別れのアルバム)」だとも言われているが、デヴィッド・ボウイは彼の人生の最後の数週間に5曲のデモをつくり、二人で新作の制作について話をしていたとトニー・ヴィスコンティは明かしている。 「最終段階に来たところで、彼が『★(ブラックスター)』に続く作品を計画してると知って興奮したよ」と、トニー・ヴィスコンティは米『ローリング・ストーン』誌に語り、こう続けている。「そして僕も、彼もこう思ったんだ。最低でも数ヶ月はあるってね。彼が次の作品を作ることに興奮していたとい
社会変革活動支援のソーシャル・アクションのプラットフォームである「Change.org」では、すでにこの活動に同調する12,000人の署名が集まっている。 デヴィッド・ボウイの熱狂的ファンの一人であるサイモン・ミッチェルによって始められた、この署名活動は、デヴィッド・ボウイを新札の肖像にすることが、この現代を象徴するスターの死を追悼する最高の方法であるとしている。 「2016年1月10日に亡くなったデヴィッド・ボウイへの敬意を表する方法としては、彼を新しい20ポンド紙幣の肖像とすることが最善の策だと思っています」 「彼の音楽は、私たち多くの人生に多大な影響を与えてきました。彼のヴィジュアル・アートとキャラクターは音楽、パフォーマンス、そしてイメージの新たな融合をもたらし、カルチャーの中枢を担ってきました」 「2002年に大衆の投票によって選出された『100名の最も偉大な英国人』において、デ
公式サイトには「デイビッド・ボウイは本日、18カ月にわたりがんと果敢に闘った後、家族に囲まれ安らかに亡くなりました。死去にあたり多くの方が喪失感を共有してくださることと思いますが、悲しみの中にいる家族のプライバシーを尊重してくださるようお願いします」と
「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」にも選ばれ、数々の名曲を生み出したイギリスのロックシンガー、デビッド・ボウイさんが10日、がんのため亡くなりました。69歳でした。 ボウイさんは1947年、ロンドン南部のブリクストンで生まれました。13歳のときに、サクソフォンを習い始めたことをきっかけに、さまざまなバンドに所属して音楽活動を始めます。70年代には、奇抜な衣装やメイク、それに派手なパフォーマンスが話題となりました。1983年には「レッツ・ダンス」が全世界で700万枚を超える大ヒットとなり、ロックシンガーとしての地位を不動のものにし、2000年にイギリスの音楽雑誌が行ったアンケートでは「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」にも選ばれました。 また、大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」にイギリス軍の少佐役として坂本龍一さんやビートたけしさんなどとも共演するなど俳優としても活躍し
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