大気汚染でかすむタイ・バンコク(2024年2月15日撮影)。(c)Lillian SUWANRUMPHA / AFP 【2月15日 AFP】タイの首都バンコクのチャッチャート・シッティパン(Chadchart Sittipunt)都知事は14日、大気汚染が悪化したため15、16両日について、在宅勤務を要請した。 世界の大気汚染を監視するウェブサイト「IQエア(IQAir)」によると、人口約1100万人のバンコクは15日午前、世界で最も汚染された都市ランキングの上位10位以内に入った。 微小粒子状物質(PM2.5)濃度は、世界保健機関(WHO)の定める安全基準の15倍となった。 チャッチャート知事は、都の公務員は15、16両日は在宅勤務するよう指示。都内のネットワークに含まれる151の企業・団体、政府機関や民間部門にも協力を求めた。これにより、6万人以上が影響を受けるとしている。 同知事によ