(CNN) レバノンの首都ベイルートで先月27日夜にイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ハッサン・ナスララ師を殺害したイスラエルの攻撃で、米国製の2000ポンド(約907キロ)爆弾が使用された可能性が高いことが分かった。CNNと軍事専門家がイスラエルの作戦とその後の状況を映した映像を検証し、明らかになった。 映像を検証した米陸軍の元上級爆発物処理技術者トレバー・ボール氏によると、イスラエル軍が28日に公開した映像には、攻撃に使用されたとされるジェット機が米国製のBLU―109を含む少なくとも15発の2000ポンド爆弾を搭載していた様子が映っている。 ボール氏によると、爆発前に地中深くまで貫通する能力がある地中貫通爆弾「バンカーバスター」には、米国製の統合直接攻撃弾(JDAM)も装着されていた。これは無誘導爆弾を、標的を正確に攻撃できる「スマート」爆弾に変える精密誘導キットだ。動画に離