日本テレビが制作したドラマ『セクシー田中さん』の原作者がことし1月、亡くなったことについて日本テレビの石澤顕 社長は29日の定例会見で「改めて申し訳なく思います」と原作者への謝罪の意を示しました。 去年、放送されたドラマ『セクシー田中さん』をめぐっては、原作者の漫画家、芦原妃名子さんが、制作側と見解の違いがあったことを明らかにしたあと亡くなり、制作した日本テレビは原作者側との間に認識のそごがあったなどとする調査報告書を5月末に公表しました。 日本テレビの石澤顕社長は、29日の定例会見の中で「私たちはこれを忘れるわけにはいかない」としたうえで、調査報告書について「芦原さんが心血を注いで『セクシー田中さん』を作り上げ、ドラマ制作に向き合っていただいたことを実感した」と述べました。 また、芦原さんの意向を伝えていた小学館の調査報告書で、制作側とのたび重なるやり取りが芦原さんに負担をかけていたと指