中東3カ国と脱炭素で協力強化 岸田首相、16日から歴訪 2023年07月15日20時32分配信 【図解】岸田首相の中東歴訪 岸田文雄首相は16日からサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールの中東3カ国を訪問する。就任後、首相が湾岸諸国を訪れるのは初めて。脱炭素に向けた技術協力の推進を目指し、エネルギーの安定供給も働き掛ける。経済界の訪問団が同行し、日本企業の進出を後押しする。19日に帰国する。 脱炭素の切り札?次世代小型炉「SMR」の課題と現状 中東各国は脱炭素に取り組んでおり、日本側は燃焼しても二酸化炭素を排出しない水素やアンモニアといったエネルギー技術の協力を通じて、2国間関係を強化したい方針。首相は6月27日の自民党役員会で、今回の中東歴訪について「資源外交に加え、中東におけるカーボンニュートラル(脱炭素)に日本の技術で協力する」と強調した。 今回、首相としては初めて外遊