馬場に映った競走馬の影(2006年11月4日撮影、資料写真)。(c)JEFF HAYNES / AFP 【8月10日 AFP】ニュージーランド競馬のレース中に落馬し、重体となっていた柳田泰己(Taiki Yanagida)騎手が9日に亡くなった。地元の病院が10日、発表した。訃報を受け、各所から哀悼のメッセージが寄せられている。 マナワツ(Manawatu)を拠点とする28歳の柳田騎手は、3日にケンブリッジ・ジョッキークラブ(Cambridge Jockey Club)で行われた競走で落馬し、頭部と脊椎を負傷。人工的な昏睡(こんすい)状態で生命維持装置につながれていたが、9日夜に死去した。 統括団体のニュージーランド・サラブレッド・レーシング(NZTR)は発表文で、柳田騎手の母親と妹が5日にニュージーランドへ飛び、後輩の熊谷勇斗(Yuto Kumagai)騎手も柳田騎手のもとを訪れたことを