(CNN) イエメン暫定政権当局者は2日、紅海で12日前に同国の反政府武装組織「フーシ」のミサイル攻撃を受けて損傷していた貨物船「ルビマー」が沈没したと報告した。 暫定政権のムバラク首相はSNS上で、沈没はイエメンや周辺諸国がこれまで直面したことがないような「環境災害」であると警告した。 同船はベリーズ船籍で、英国で登録され、所有者はレバノン人となっている。約4万1000トンの肥料を積んで航行。フーシが発射した弾道ミサイル2発のうちの1発が当たり、乗組員は避難を強いられていた。 米政府当局者の2人は以前、ルビマーの損傷で紅海上には長さ18マイル(約29キロ)の油膜状のものができたと証言。衛星画像では同船が油を漏出し続けていることも確認された。 ただ、油膜状と化しているものの種類は不明となっている。 フーシは紅海やアデン湾でここ数カ月、商船を狙ったミサイル攻撃などを繰り返しているが、ルビマー
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